日本家屋群を「西山荘STREET」へ
工場2棟・蔵・事務所棟・日本家屋など
埼玉県入間市のお醤油屋さんのリノベーション
江戸中期より200年の間、地元のみならず関東近県で親しまれていた「キッコーブ醤油」。
そのお醤油を造り続けていた繁田醤油さんのリノベーションです。近年、都市化が進み、この地域での醤油造りは、困難となり地方での生産となりました。
そしてこの地には、長い歴史と数々の物語の宿る工場、蔵、日本家屋などの建築群が残りました。
今回、この建築群に、もう一度新しい息吹を宿らせるために、かつてこの地にあった迎賓館の名称「西山荘」を受け継いで、複合的な用途使用が可能な「西山荘STREET」を計画しました。
【旧醤油工場 A棟 (⑥⑦⑧⑩⑪⑫⑬) 内 STREET】
以前、醤油の製造が行われていた鉄骨平屋の大空間、工場棟です。
近年は、『お醤油』の生産も少量となり、空間の利用がされていなかったため、元々、木造部分にあった事務所機能をこちらの建物内に移動しました。
事務所空間をつくるにあたっては、工場の室内に木造で、ブースを作るような感覚で部屋を製作。部屋は事務室、社長室、応接室、ホール&パントリー、光庭、男女トイレなど・・・。
各スペースを繋ぐ中央には、各建築群を繋ぐ真っ直ぐな「 STREET」を通してあります。
【旧醤油工場 A棟 (⑥⑦⑧⑩⑪⑫⑬) 内 STREET】はこちら
敷地を南北に貫く『STREET』を通す
今回のリノベーション計画のメインは、正面道路脇の木造平屋にあった事務所機能を、旧工場棟に移動する計画を軸に敷地全体を再整備することです。
南北に細長い敷地の中心に、建物内部も貫く、文字通りまっすぐな[STREET]を通します。
その通りは、敷地北側の駐車場から、新しく部屋を配置した旧醤油工場の小空間を抜け、テラスを貫き、木造の建物群、さらには国道に至ります。


