埼玉県入間市のお茶屋さんリフォームデザイン

【お茶屋さん店舗のリフォーム】狭山茶 製造・販売 宮勇園(入間市)

「宮勇園さん」は、西武池袋線の仏子駅(入間市)から徒歩5分。仏子団地と西武池袋線の線路の間で長年商売されている昔ながらのお茶屋さんです。宮勇園さんの狭山茶は、栽培から製造販売までを一貫した自園自製。香り、味、水色の三つの特質を備えた良質なお茶です。

外から店内がよく見えるように

今回は地元のお茶屋さんの店舗のフロント部分とインテリアのリフォーム計画です。お店の内部が道路からよく見えるようにフロントサッシを造り替えて、全面ガラスに。床の勾配が急だった軒下スペースは、フラットにしてタイルを張り替え、商品が容易に陳列できるようにしました。エントランス部分は軒下の奥行きが少なかったため、入り口のドアを450mm室内側に下げて、ゆとりを持たせてあります。

入り口の自動ドアは木製の引戸をデザイン

店舗の入り口は、木製の自動ドア。お茶屋さんの「茶」の文字をデザインして、オリジナルの木製建具を制作しました。上部には白のカッティングシートで、「宮勇園」の屋号を入れました。

エントランス部分は、引戸の自動ドアを木製で製作。

リフォーム前の店舗の様子

ガラスのショーケースは以前から使っていたモノを再利用。展示する商品を厳選して、すっきりと。

茶箱や商品ケースの寸法を考慮して、陳列ケースは製作しました。上部はガラス扉の着いたショーケースになっています。

「里山と電車」ロケーションを活かした店舗づくり

店舗の奥は、西武池袋線の線路。内部のリニューアルは、里山や線路に近いロケーションを有効に生かすように計画しました。借景に武蔵野の雑木林を見ながら、行き来する電車を眺めることができます。

お茶を頂きながら、行き交う電車を眺めます。以前からあった和室の床の間は、リペアして再利用。

埼玉県入間市仏子1377-9 TEL 04-2932-0700

その後の暮らし:宮勇園(埼玉県入間市のお茶屋さん)店舗リニューアルオープン

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