埼玉県入間市のガレージハウスデザイン

【坂の途中のスキップフロアの家】入間市の新築木造住宅

埼玉県入間市は関東平野の西側の際にあたり、西武池袋線 入間市駅を過ぎて、飯能秩父方面に向かうと、急に起伏のある台地や丘陵が現れてきます。計画地は入間市駅から徒歩10分の住宅街。坂道の途中にある住宅です。敷地の高低差を利用してスキップフロアの住宅を計画しました。

建物の北側外観。敷地は北側道路で接道しています。敷地の一番低い部分には建物にビルトインのガレージを計画。車庫部分の天井高を抑えて、車庫の上部に木造の2階建てを作っています。

通り抜けのガレージで駐車2台分を確保

プジョー205が可愛く収まっているガレージは通り抜けになっていて、南側の庭部分まで、車を下げると、縦列で2台駐車することが可能です。ガレージの右脇は階段下を利用したアールコープの玄関ポーチ。北側の道路いっぱいに建物を配置して、南側の庭をなるべく広く確保できるように計画しています。

住宅計画時のコンセプトイラストはこちら

敷地の広がりを感じさせる配置計画

建物は南の庭や、室内の採光と通風を確保するために敷地の対角状に計画しいます。三角形のデッキテラスと庭兼車庫スペースが、敷地に広がりを感じさせます。

敷地の南側からデッキテラスと通り抜けのガレージを見る。リビングはFIXの大きなガラスを中央に、両脇に木製引き戸を配置した木製建具を製作しています。

造り付け家具で空間をゾーン分け

リビングの一角のダイニングスペース。造り付けの家具(食器棚&飾り棚)を配置して、リビングスペースとキッチンを緩やかに分離しています。

玄関の適度な張り出しがダイニングスペースと階段を適度に分離しています。

木立の見える窓辺があるダイニングスペース。ダイニングテーブルは造り付け。円形にすることで、限られた空間を有効に使うことができます。キッチンや玄関への導線もスムーズ。

アールコーブの玄関ポーチ