牧野植物園の建築|周囲の木々より低い牧野富太郎記念館

牧野植物園のアプローチ|存在感のない牧野富太郎記念館

【高知県立牧野植物園の建築】周囲から見えない建築

この記事のポイント

・高知県立牧野植物園のメインの建物、牧野富太郎記念館(本館&展示館)は、建築家の内藤廣さんの設計で、1999年にオープンしました。
・「建物を周囲の木々よりも低くして、環境に溶け込ませる」という方針どおり、いまは、木々が育って、建物の存在を周囲からあまり感じません。
・面積もボリュームもある建物なのに、とても軽やかな建築です。

内藤廣さん設計の牧野富太郎記念館

高知県立牧野植物園のメインの建物、牧野富太郎記念館(本館&展示館)は、建築家の内藤廣さんの設計です。

周囲の木々より低く、環境に溶け込ませる

1999年オープンですので、竣工から約18年経過しています(この記事を書いた当時)。

「建物を周囲の木々よりも低くして、環境に溶け込ませる」という当初の方針通り、現在、まわりの木々が大きく成長して、建物の存在は周囲からあまり感じません。

面積も大きくて、ボリュームもあるはずなのですが、とても軽やかな建築です。全然、威張ってないですし…。

長い時間をかけて出来ていった風景

パンフレットの空撮写真や工事途中の写真を見ると、長いスパンの時間をかけて風景が出来ていった様子がよくわかります。

設計を行った内藤さんも、もちろん凄いのですが、長年、この施設を運営、監理されているスタッフやボランティアの皆さんの日々の努力が、とても感じられます。

建物も愛されている植物園

植物も愛されていますが、建物も愛されている様子…。このくらい大きな施設になると、長い年月で、建物の使われ方やサイン、展示などが徐々に変わっていって、当初の設計の考えや施設の志が薄まっていくことがよくあります。

たぶん、この植物園は、建物も含めて竣工当時の状態で、現在も同じように使用されているような気がします。牧野富太郎さんの志も、ブレることなくこの植物園で受け継がれています。

関連記事(牧野植物園・高知の建築)

関連記事
・高知に行ったら、ぜひ[高知県立牧野植物園]へ!|設計者の視点で見る植物園
・牧野記念館:設計者の視点から見た特殊な収まり
・高知・牧野植物園の建築家は内藤廣|牧野富太郎記念館を訪ねて
・暮らしnote|牧野植物園のギンリョウソウ
・建築として見る JR高知駅
・沢田マンション(高知市)とは?セルフビルドの結晶を見学

KOMAGURA WEST ホームページ top
WORKS TOP
WORKS:住宅(新築)TOP
WORKS:住宅(リノベーション)TOP

一級建築士事務所 KOMAGURA WESTでは、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。

今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。

一級建築士事務所 KOMAGURA WEST 担当:長崎まで
04-2964-1296 komagura@komagura.jp