【川越の住宅:筋交いとそれを固定する金物の様子】HS金物工法 (設計事務所の家づくり)
2020/2/5
【1階出隅(角)の筋交い】X方向、Y方向共に『筋交い:たすき掛け』壁量4倍
現在、上棟から約3週間。筋交いや金物も入って、外部の外壁下地作業中です。建物にバランスよく筋交いが配置されていることがよくわかります。柱や土台、間柱などの下の部分がオレンジ色に塗られているのは、「防蟻材」の色です。在来工法の木造ですが、HS金物工法なので、ホールダウン金物が表面に見えてこないのが特徴的です。筋交いの金物との取り合いが楽になる収まりです。
土台と柱の丸穴がピン留めの箇所
HS金物工法の場合は、ホールダウン金物が柱の内部にあって、脇からピン止めのみなので、外観上はスッキリとした収まりです
筋交い金物とホールダウン金物が絡む場合は、作業性が向上します。
2階部分の筋交い金物
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