【空き店舗活用のためのデザインによるテコ入れ】フロント部分の小改造
2022/8/5
空き店舗のフロント部分
埼玉県狭山市の狭山中央通りは狭山市と川越市を結ぶ交通量の多い幹線道路です。通りの両脇にはスーパーや銀行、個人商店などが通並ぶ昔ながらの商店街ですが、以前の賑わいが徐々になくなって、シャッターを下ろした空き店舗も増えてきました。この建物もそんな空き店舗の一つ。以前は、街のスポーツ店としてご商売をされていたそうです。
脇のセブンイレブンからの建物側面の眺め
空き店舗フロント部分の小規模リニューアル
長い歴史の中で増改築が繰り返された建物のようです。解体して新しい建物を建てることも検討されましたが、まだ、使用できる建物をテナントの物件としてリニューアルすることになりました。かといって、全体を綺麗にリノベーションして、これからずっと使い続けるような状態でもありませんので、数年間、現状を維持しつつ使いつづけるようなイメージの改修です。
建物のフロント、側面は通りからよく見えますので、今回はその部分を化粧直しするような感覚で、リーズナブルに改修していきます。
よりシンプルに化粧直し
統一感のない外周部分をシンプルに塗装で同色に塗り直していきます。フロントのブロンズ色のサッシやタイル、外壁の鉄板、アルミサッシの枠なども、全て白く仕上げていきます。
側面の外装もテナントの店舗内部も塗り直しました。これから、屋根の改修工事が終了すると足場の取り外し作業です。足場が外れて新しい姿を見るのが楽しみです。
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