埼玉県飯能市の有機的な家づくりは、一級建築士事務所/独楽蔵へ

暮らしの灯り、街の光

一軒の灯りから始まる街づくり

月一マルシェ「have a LIFE day」 10月のテーマは 「光と影」。

日常の暮らしの中で「灯り」について考えるとき、ついインテリアの雰囲気や自分たちの心地良さに、目を向けてしまいがちです。でも少し視点を広げて、ご近所さんや道行く人からどう見えているのか?
灯りについても想像してみると、暮らしに新しい気づきをもたらしてくれるかもしれません。

たとえば家の門前に小さな明かりをともすことで、道に暖かな賑わいが生まれたり、夜道を歩く人に安心感や安全を届けたりすることができます。庭先に緑や花を植えることで、木陰や涼しさ、潤いを街に分け合うこともできるでしょう。こうした小さな営みも、じつは立派な「街づくり」の一部なのではないかと思うのです。

「街づくり」というと、プロが考える公園や道路の整備、大きな都市計画を思い浮かべるかもしれません。しかし一軒一軒の家が、灯りや気配りを持つことで、街の景色は少しずつ形づくられていきます。幸せそうな家族の風景もまた、街に魅力を添える大切な要素です。

夜景で有名な長崎や函館の景色が、近年少し暗くなったと感じる人もいるそうです。人口減少や空き家の増加、防犯のためのシャッターの普及、そしてLED照明による光の質の変化――そうした住宅や暮らしの変化が、街全体の明るさや印象に結びついているのです。

住宅一つのデザインからでも、街はより良く変わっていく。そう信じて、これからも「家づくり」を続けていきたいと思います。

わたしはいつものように、建築や暮らしの無料相談を担当します。今回は @ombre__n (オンブレ) さんをゲストに迎え、灯りと空間について、みんなで語り合えるひとときをご一緒できればと思います。

10月「have a LIFE day」
‘光と影’
10/4(土)、5(日)の2日間
11:00-17:00
@refactory_antiques

ゲスト
灯り/ @ombre__n
お酒とカフェ/ @half_r_light

暮らし相談/ @nagasaki_komagura
季節の草花/ @lamontagneflower
食卓とうつわ/ @alekole__ 10/5のみ
革仕事/ @ito_leather_studio
本と読書会/ @eat___read 10/5のみ

建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら)では、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。

建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら) 担当:長崎まで
04-2964-1296 komagura@komagura.jp

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