川越駅徒歩7分の街中の家|限られた間口でのびのび暮らす

shin-sakasai002-1500

街中の家|限られた間口の中で、のびのびした暮らしを

JR川越駅から徒歩7分、短冊状の敷地に建つ家

JR川越駅から徒歩7分。閑静な住宅街の中の、短冊状の土地です。南側が道路に面していて、敷地の間口が限られた、街中の住宅です。

道路に南向きで接しているために、入り口(玄関)は南側になるのは必然なのですが、同じく南側にほしいリビングの大きな開口部を、いかに広く確保するか。それが、大きなテーマでした。

南側道路の敷地でプライバシーを確保する

敷地の奥行きは多少の余裕がありましたので、収納力とプライバシー確保のために、道路・駐車場と家のあいだに、自転車置き場兼物置と植栽スペースを配置しました。

外観では、家の手前にある小さな建物が特徴的です。「物置兼自転車置き場」なのですが、外部収納の要素のほかに、家と駐車場のあいだにあって、通りからの視線を遮る、プライバシー面の役割もあります。

残った土の部分に、木陰とプライバシーをもたらしてくれる中木が植わると完成です。

南側壁面は大きな開口部と構造壁

家の南側は、リビングの大きな開口部と、耐震のための構造壁が占めています。玄関は、構造壁の背面のアールコーブ(くぼみ空間)を利用して、コンパクトにポーチを計画しています。

正面から見ると、「物置兼自転車置き場」がちょうど開口部に被さって、直接見えるのを防いでいることがわかります。

リビングを広く感じるための仕掛け

ダイニングスペースは、玄関土間と通路、キッチン、階段をうまく絡み合わせた、コンパクトだけど、広がりのある空間になっています。

広がりのある空間といっても、物理的に面積が広くなるわけではありません。感覚的に広く感じる空間をつくる、といったほうが近いかもしれません。

階段部分も半オープンにして、リビングの一部に。階段からの高低差による視線の変化も魅力的ですし、通風・採光的にも優れています(1・2階の温度差が出ないように、断熱性能に配慮する必要はありますが)。

対面式のキッチンは、キッチンにありがちな吊り戸棚の取り付けはやめて、リビングの天井をキッチンのほうまで一体化しています。

お片付けを習慣づけるための仕掛け

リビングは、ヒノキの無垢床板と杉の目透かし張りの壁。奥は、造り付けの本棚と、子どものスタディスペースです。

子どもたちの遊び道具や絵本などが、リビングで整理できるように、ダイニングテーブルの近くに、子どものためのスペースを確保しました。

ダイニングテーブルは、タモの無垢材で製作した造り付けの丸テーブルです。

これから、子どもたちがもう少し大きくなって小学校に通うようになると、自分たちでランドセルや勉強道具を片付ける習慣ができるようにする仕掛けです。

だんだんと、宿題や遊びもダイニングテーブルで行うことが増えていくと思います。

完成2年後の川越市|完成2年、子どもと暮らすリビングの様子は→こちら

リビングを整理整頓するための仕掛け

リビングには、奥行き450mmの扉付き収納と、奥行き300mmの本棚が造り付けてあります。

収納の中には、TV置き場と、子ども用の机置き場も設けてあります。リビングをきれいに使うための仕掛けです。

【庭に開いた大開口部】

土間スペースとリビングの通路を上手く利用した、コンパクトなダイニングスペース。

キッチンカウンターに造り付けた円形のダイニングテーブルも、ダイニングスペースを効率的にして、リビングの使い方の可能性を広げてくれます。

「物置兼自転車置き場」と植樹によって、道路から適度に隠れたリビングスペース。外のデッキスペースが、リビングに広がりを持たせています。

玄関土間はガラススクリーン、階段部分はオープンにして、間口の限られたリビングに取り込んであります。階段から差し込む日差しが、リビングを明るく照らしています。

【対面キッチンから階段、玄関土間、庭を見る】

【黒のモザイクタイルのキッチンとタモの無垢材で製作した造り付け丸テーブル】

子育て世代にはお薦めの国産の無垢材

床材は、お客さまとの打ち合わせで、ヒノキの無垢材を選択しました。ヒノキやスギなど、国産の無垢材を使った住宅は、家の中に入ると、空気の柔らかさが違います。

これは、体感できるくらいの違い。ヒノキやスギは柔らかい材料なので、傷がつきやすかったり、汚れやすかったりと、デメリットもありますが、それを上回る魅力のある材料です。

子どもも、その触り心地や気持ち良さが直感的にわかるようで、すぐに裸足になって走りまわる様子を、よく見かけます。

今回のお引き渡しの際も、そうでした。やっぱり、本物は伝わりますし、自然素材に囲まれて成長してほしいです。子育て世代の住宅には、オススメです。

コンパクトな玄関土間ですが、階段下を利用した収納スペースと、造り付けの下足入れがあります。

製作した自転車置き場兼外物置です。内側の壁は、構造用合板(12mm)のペンキ仕上げで、好きなところに、釘やビスを打つことができます。

デッキテラスには『複合デッキ材』を採用

物影に隠れた、プライベートなデッキスペースです。複合デッキ材とは、再生木材と再生プラスチックを主原料とするデッキ材です。

最大の特徴は、木の風合いに近く、経年変化が少ないこと。基本的には、メンテナンスが必要ありません。

また、デッキ材の側面で固定していくので、表面にビスが出ないことや、木材と違ってササクレが出ないので、小さいお子さんがいる住宅や幼稚園などの使用に適しているといえます。

裸足で歩いても気持ちがいいですしね。水場も物影につくりました。

【外流し&各所ディテール】

庭にはイロハモミジ&エゴ

イロハモミジとエゴの中木(3m程度)の植樹も、無事に終了。計画していた家の要素が全部そろって、しっくりくる風景になりました。

まだ、枝も葉も小さくて存在感も薄いですが、季節もいいので、これから若葉が日に日に大きくなるのが楽しみです。

完成半年後の庭の様子は→こちら

2、3年経つと、デッキにちょうどいい木陰をつくってくれることでしょう。樹木の表情は、本当に一日ごとに変化がはっきりわかりますので、子どもたちがいつか気づいてくれるとうれしいです。

5月になると、エゴの白い花が咲いて、いい香りがするので、びっくりしてくれるかな。

【2階の寝室と通り抜けのクローク】

その後の暮らし
川越市新宿町 向こう三軒両隣 街中の家(西側)引き渡し約半年後
子育て世代の家(完成から2年3ヶ月経過)川越市

イラスト計画案
川越市新宿町 向こう三軒両隣 街中の家(西側)

建築設計事務所 KOMAGURA WEST ホームページ TOP
WORKS TOP
WORKS 住宅(新築)
WORKS 住宅(リノベーション)

建築設計事務所 KOMAGURA WESTでは、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。

今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。

建築設計事務所 KOMAGURA WEST 担当:長崎まで
04-2964-1296 komagura@komagura.jp