手動の遮断機のある家|車庫と道路の境目を軽やかに区切る

ビルトインの車庫の前に、手動の遮断機のバーを渡した様子

手動の遮断機のある家|車庫の塀とゲートの考え方|所沢市の住宅

【住宅内にビルトインの車庫と露天・横置きの駐車スペース2台分】

住宅の車庫まわりや、道路と敷地の境目(道路境界線)を、どのように収めるか。設計のたびに、いつも頭を悩ませるところです。

やはり、防犯の面でも、車のいたずらや盗難などが心配になってきます。

敷地の境目を、どう区切るか

私有地と公道を分ける方法には、さまざまな選択肢があります。

車庫を、シャッターや引き戸、伸縮門扉などで、物理的にしっかり区切る場合。ロープやカラーコーン、ステンレスの車止めなどで、境界を簡易的に示すだけの場合。

あるいは、何もしない場合。家によって、いろいろな考え方があります。

軽やかな印象の遮断装置

この住宅では、両側に、跳ね上げ式の遮断機(手動)を製作しました。

すべてを拒絶して閉じてしまうようなゲートは、通りや街に対しても、あまりやさしくありませんし、オープンマインドでもありません。

知恵を絞って、ちょっとしたデザインの愛嬌を加えると、家そのものが楽しそうな雰囲気になるものです。

おもりのバランスと、植え込みへの収め方

カースペースに点在させた小さな植え込みが、建物に、有機的でやわらかな印象を与えています。

跳ね上げるためのおもりのバランスが、難しかったところです。

跳ね上げたときは、両側とも植え込みの部分に収まります。じゃまにならないように、工夫してあります。

【関連ページ】
・四角い街に、ぽつんと三角の家|所沢市の高低差を活かす木造住宅(この建物の紹介ページ)
・(南庭)OPEN&CLOSE(北側道路)の暮らし|所沢の新築木造住宅
・8年経過したコンクリートの塀が、キレイな状態を保っている理由
・【家の配置計画が重要!】住宅地の中で、建築家が考える家の間取り

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