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【DIY 中古枕木でテラスをつくってみよう】埼玉の設計事務所の家づくり

暖かくなって、これからはOUTDOORで過ごす時間が増えてきますね。庭で過ごす際に、便利なのが家と庭の中間場、テラスです。テラスの素材には、デッキ材やコンクリートなどいろいろありますが、DIYで簡単に作れて、かつ、耐久性がある素材に枕木があります。少し(かなり)重くて、運搬が大変ですが、作業は基本並べるだけなので・・・、テラス作りの選択肢の一つにしてもいいかもしれません。

オーストラリアのユーカリ材の中古枕木(140mm×210mm×2400mm)、ワンロット25本をネットで購入

中古枕木を長持ちさせるためには下地で地面から離す

ちなみに、私も自宅のテラスを枕木で作りました。ネットで中古の枕木を注文して、自分で並べていきました。ポイントは、縁石やブロック、レンガなどで、帯を作って、その上に乗せること。いわゆる下駄を履かせた状態です。ただ、置くだけなのでコンクリートも使いません。枕木自体が、かなり重いので自重で安定しますが、万が一ズレ落ちた時に危ないので、カスガイなどで固定しておくのは、忘れずに・・・。枕木は、かなり耐久性があるので直置きで設置してもいいのですが、土に密着したままだと、ずっと湿った状態になりますし、虫もつきやすいですから、やはりスノコのような状態で、浮かしたほうが長持ちするような気がします。

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鉄道で使用する際(枕木本来の使用法)に、栗石(バラスト)の上に設置するのは、荷重を分散させる意味がありますが、乾燥(雨水の排水)の意味合いもあるのでは・・・、と思います。我が家の枕木テラスは、施工して7年経過しましたが、メンテナンスなしで作った時の状態のままで、この先も大丈夫そうです。

ユーカリ材の枕木には防腐剤が注入されていない(発がん性物質が含まれていない)

中古枕木は、枕木自体に防腐剤を注入した発がん性物質の入ったモノが多いのですが、我が家の中古枕木には、防腐剤は入っていません。それは材料が、オーストラリアのユーカリ材だから。ユーカリは、ハーブや精油としても有名ですが、木材自体にも、抗菌作用があって、とても耐久性があるんです・・・。オーストラリアの広大な大地の中にこの枕木が敷いてあって・・・、鉄道が走っていたと思うと、なんだか楽しい気持ちになります。

枕木は雨に濡れても大丈夫!ボルトの穴や経年変化の具合も中古枕木の味です.それぞれの枕木はチェンソーで筋目を入れて、カスガイで固定しています。

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WORKS:川と共に暮らす 高麗川沿いの木造一戸建て(埼玉県日高市)

関連ブログ:【発がん性のないオーストラリアの中古枕木デッキ】より長持ちさせるためには

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