中学生の息子が、夏休みの宿題も兼ねて、愛犬のフードテーブル(餌台)を作ってくれました。
ペットと暮らす家づくり〜DIYの餌台〜
犬は食事をする際、立った状態で、かつ少し首を下げた姿勢がベストなのだそうで、日々の健康を考えると、大切なアイテムです。リビングにも馴染むデザインを考え、ホームセンターで材料を揃えて、コツコツ作り上げていきました。フードボウルが安定するように微調整するのが、難しかったようです。
しかし巨匠は、若干13歳。サクラダ・ファミリアのごとく、製作は遅々として進まず。ビス留めに苦戦苦闘して、不貞腐れたり。材料を庭に置きっぱなしにして、雨に降られたり。静かなので作業の様子を見にいくと、炎天下のウッドデッキでスマホアプリの漫画を読み耽っていたことも。
黙って見守るのは、気の遠くなる苦行のようですが、子どもにとっては、それもこれも全部ひっくるめて、夏休みならではの贅沢な時間なのかもしれません。そして、トライアンドエラーを繰り返しながらも、自分の思い描いたものをカタチにしていく喜びを、存分に味わって欲しいものです。
writing:maiko izumi