
【新しくなった玄関土間の入り口】
埼玉県西部のさ坂戸市に建つ築120年の古民家。馬屋や下屋、作業場が点在する広い敷地は、かつて農家住宅として、ご主人の祖父母が暮らし、長く地域に根ざしていました。

【新たに製作した玄関のガラス引き戸(檜)】
数年間に家主を失ったこの家は、空き家になっていましたが、ご家族よって大事に維持されていました。コロナ期を経て、お孫さんご夫婦があらためて、この家を生活の場として活用することになりました。農家住宅として、長い歴史のある間取りや記憶を継承しながら、断熱・耐震・採光・通風といった現代の暮らしに必要な性能を備え、改修を進めることになりました。

玄関土間から昔は客間だったリビングを見る