【民家の改造】間取りはそのままで現代風に新しい空間へ(入間市野田)
家族の生活スペースは別棟にある家なので、改装部分は今までの間取りを継承し、現代風にあたらしく。
築造年数のある日本家屋の玄関、客間(10畳+8畳)、仏間兼居間、寝室の改修計画です。(埼玉県入間市野田)

間口二間半の玄関土間
既存の間取りのまま、壁、床、建具、クロークなどを改造。天井は既存表しです。床は御影石を使用。同じ御影石も本磨き(光沢のある黒い部分)とジェットバーナー仕上げ(グレーの部分)に仕上げ方を分けて、スベって転倒をすることを防止しています。

新規玄関建具(網戸)

玄関土間から客間を望む

新規玄関建具(ガラス戸+網戸)断面

客間と玄関土間のつながり
写真右側の新規建具は既存リビングや2階への日常の導線の出入り口になっています。

新旧 上がり框
左の上がり框は既存のまま使用。右の框は、中央に畳敷き。奥の茶の間に行くための導線です。

客間(10畳)から仏間(右)、客間(8畳:左)を見る。

既存神棚と床の間(壁面改修)

仏間(10畳)
南の10畳の奥の和室は、掘りごたつ形式のテーブルを備えた専用の仏間にしました。

仏壇位置を仏間北側に移動、置き場の間口を広げ、北側の通風と採光を確保するために雪見障子を配置。幅1800mmの新規掘りごたつも設置。

既存の千本格子
クリーニングした上で、壊れた格子を補修



客間(8畳)から寝室(奥)、客間(10畳:右)を見る。

客間から玄関土間側を見る。


古民家のリノベションで、現代の和空間に(埼玉県入間市)
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