【床仕上げの安全性とデザインの共存】設計事務所のリノベーション
2019/10/19
昔の間取りを残しながらの民家の改修。玄関土間の床は、石張りで、材料は御影石です。石は耐久性もありますし、掃除もしやすいので、とても重宝な材料ですが、一つだけ難点が・・・。雨や雪でスベりやすくて危険なことです。
しかし、これ自体は、表面の仕上げで解決出来る問題です。ジェットバーナーで、石の表面に凹凸をつけた「ジェットバーナー仕上げ」は、石の表面が、ざらざらで、スベりにくい床をつくることができます。でも、それだけで仕上げてしまうと、せっかく石を床に張ったのに、見た目の石の良さが半減して、豪華さがなくなってしまいます。(せっかく高い材料なのに・・)
そこで、そこに表面がツルツルの「本磨き仕上げ」の御影石をスベらない程度の細いスリットで、ストライプ状に配置しました。意匠と安全性の鬩ぎ合いのデザインです。(ジェットバーナー仕上げにすると、多少、汚れが落ちにくくなる側面もあります。なかなか、難しいところです。)
建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら)では、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。
建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら) 担当:長崎まで
04-2964-1296 komagura@komagura.jp
この家の紹介ページはこちら
この家の「竣工その後」の様子はこちら
独楽蔵 建築設計事務所 ホームページ top
ブログ top
関連記事
飯能市の古民家改修の調査、打ち合わせの際に
古民家リノベーション/リフォームのための現状調査(埼玉県春日部市)
古民家リノベーション/リフォームのための現状調査(埼玉県春日部市)
「暮らし相談デスク&暮らしのブーケ」2/26(土) 11:00~18:00(飯能市:refactory_antiques)
「暮らし相談デスク&暮らしのブーケ」2/26(土) 11:00~18:00