飯能市の木造新築住宅、設計デザイン

【外で音楽を聴いてもいいよね】木造新築:屋根のあるアウトドアリビング

西武池袋線 飯能駅から車で10分。JR八高線 東飯能駅からは車で5分の閑静な住宅街。徐々に新しい住宅が増え始めている区画整理地内に位置します。ご夫婦2人が暮らすための室内面積が24坪のコンパクトな住宅です。ポーチを含めた本屋根付きのデッキテラス(4.5坪)を、袴のような下屋部分に配置して、庭と一体化した広がりのある建築空間になっています

① 小さな木造住宅ですが、大きな軒下空間で室内と外部空間の一体化

1階の下屋根の大きな軒下部分は、屋根が900mm張り出しています。この軒下部分は、外壁を杉板(無垢材:150mm×15mm)の南京下見張りにしています。外壁が雨に濡れにくく、汚れや劣化が少ないので、木製の外壁でも耐久性をあげることが可能だからです。また、この部分は、普段一番触れたり、間近に見る部分なので、木材を使用して、外観を有機的な印象にすることもできます。

② 大きな屋根のアウトドアとインドアの中間領域

軒下は、屋根の下地や垂木はそのままあらわして、白いペンキで化粧しました。天井の高い気持ちのいい空間です。壁を計画的に配置して、周囲の視線をカットすることで、落ち着きのある空間をつくります。内壁は、構造用合板9mmの上ペンキ仕上げで、暮らした後のお客さんによるDIYがしやすいように・・・。

③ 雨に濡れない屋根付きデッキテラスは室内用の家具でもOK

床板は濡れる心配がないので、昔から建築現場などでよく使用されている杉の足場材(厚み30mm)を使用しました。板と板の間は、あえて目地を取らずに突きつけ、これも、直射日光が当たらないことや雨に濡れることがないので、板が変形する具合が少ないから出来る技です。ゴミが下に落ちないというメリットがあります。

玄関ドアの中央には、ちいさくちいさく、お客さんのお名前「TA・JI・MA」のアルファベットをあしらいました。

玄関の採光、通風はこちらから確保。ガラスの引き戸と網戸が収納されています。ここに開口部があることで、内部と外部の中間領域であるテラス部分に出やすくなり、回遊性もでるので、利便性や使う頻度がUPします。室内と外部を繋ぐあいまいな空間。内テラスは、適度な腰壁に囲まれて、プライバシーも確保された落ち着いた雰囲気です。

リビングの南側にある屋根のないオープンスペースのデッキテラスは、屋根のついた内テラスによって、西側道路からの視線を遮られています。内テラスとテラスのつながりは、道路から直接、見えない工夫。

④ 造り付けCD棚で、趣味のCDコレクションを、リビングの壁にする

ご主人の趣味は、CDのコレクションをすること。集めたCDは、単に収納するだけではなくて、リビングのインテリアとして表舞台で飾ることに・・・。見せる収納です。CD棚は、構造兼用の柱を細かく並べて、柱の間に棚板を渡して、柱の奥行きを利用しました。奥行きの少ないCDだからこそ成り立つ、オリジナルな収納です。

CDの高さに合わせて、柱にシャクリを入れた構造一体のデザインです。CD棚の後ろは、リビング一体の階段スペース。奥様の手をお借りしてパチリ!

階段とリビングの間仕切りもCDで・・・。階段部分をリビングと一体化することで、コンパクトなリビングを広い感覚で使用。

リビングから玄関(西側道路方向)を見る。リビング西側に張り出した屋根付きテラスが道路からの視線や西日を遮る役目も果たしています。

内と外の中間領域【大きな屋根の軒下テラス】飯能市の家づくり