埼玉県春日部市の古民家リフォームは一級建築士事務所/独楽蔵へ

【3世代家族が暮らす古民家のリフォーム】生活動線を整理して過ごしやすい空間に(春日部市)

家族の共用スペースにシンボルとなる薪ストーブを設置

埼玉県春日部市の住宅街に建つ住宅のリフォームです。約40年前に木造平屋建て(築造年数不明)の母屋に、木造の総2階建てを増築した住宅は、現在、3世代のご家族、7人が暮らす家です。長い時間が経過して、家族のメンバーも入れ替わってきましたが、現在はお孫さんも成長して、それぞれの個室が必要な年頃になってきました。部屋の数やスペースは充分にあったのですが、それぞれの生活スタイルや時間帯が、変化してきたので、これからもお互いが気持ち良く暮らしていけるように、生活動線を整理して、暮らしのスペースをそれぞれの世代でゾーン分けしました。

元々、祖父がデスクを置いて、書斎スペースとして使用していた部分に、薪ストーブを設置して家の中心に。

薪ストーブの左脇はダイニングキッチンに繋がる開口部を設けました。裏庭に面した部分には、小上がりを再配置。

薪ストーブ本体は、創業から160年経過したノルウェーのヨツール。F500タイプは、大型でクラシカルな定番デザイン。天井が高く、梁が露出した古民家タイプのこの住宅にはピッタリです。

【古民家のリフォーム前の様子】

玄関ホールにはデスクが置かれて、お父さんのデスクワークの場所になっていました。(改造後は薪ストーブスペース)

立派な小屋梁を避けて、薪ストーブの煙突のルートを確保

ダイニングキッチンへの入り口(引き戸)の位置を変更して、小上がりは裏庭の見える落ち着いたデコレーションスペースに

関連ブログ:木造平屋の古民家に薪ストーブを設置する 2023/10/27
関連ブログ:古民家リノベーション/リフォームのための現状調査(埼玉県春日部市) 2022/12/16

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