木造平屋の古民家に薪ストーブを設置する
2023/10/27
【木造平屋の古民家と40年前に増築された2階建て部分】
春日部市の古民家リノベーションの現場です。建築の工事は既に終了していて、今日は、リノベーションした玄関ホール部分に薪ストーブの取付作業がありました。夕方、現場に到着すると、母屋と増築2階建て部分の間の想定した位置から、煙突が伸びていました。
【既存の瓦の収まりを考えながら煙突の立ち上がりを作りました】
薪ストーブの取付位置は、元々大きな土間だった玄関のホールがいいと思っていましたが、平屋部分の瓦屋根と増築部分が絡み合った間取りだったため、どの位置で煙突を抜くのがいいか検討を重ねました。
屋根と煙突の取り合いの収まりも大丈夫そうです。今回は既存の瓦屋根の下地に合わせて煙突の取り出しをしたので、若干の曲がり煙突が入りました。
現場では職人さんが垂直のレーザーレベラーを使って、煙突位置の微調整を行っています。
【垂直レーザーレベラーで薪ストーブの本体位置と煙突の位置を設定】
薪ストーブ本体は、ヨツールのF500タイプ。大型でクラシカルな定番デザインのこのストーブは、薪ストーブの王様です。天井が高く、梁が露出した古民家タイプのこの住宅にはピッタリです。
11/11(土)の暮らし相談デスクのテーマは、『暖のつどい』。今日も薪ストーブの取付を行ってもらった東京ストーブ @tokyostove さんに来ていただいて、数種類の薪ストーブやストーブまわりのツール、キャンプで使えるストーブグッズなど展示してもらう予定です。
【ヨツールのF500】
新築やリフォームの際の薪ストーブの設置のご相談にも対応いたします。ぜひこの機会に、日々の暮らしに暖かさを添える、薪ストーブの世界に触れてみてください。
建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら)では、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。
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