埼玉県飯能市の家づくりは一級建築士事務所/独楽蔵へ

本のない読書会、テーマは「量子もつれ」ー「BOOK TALK」とマルシェの風景

心がつながる読書会とマルシェの日

ゴールデンウィークの真ん中、5月3日(土)、月一マルシェ「have a LIFE day」に、たくさんの方がお越しくださり、ありがとうございました。

最近はこの地域でも、素敵なお店やマルシェ、ワークショップがあちこちで開かれるようになってきて、顔なじみの方と違う場所で再会することも増えてきました。そんな、ゆるやかなつながりの輪が少しずつ広がっていくのがとても嬉しく、暮らしが豊かになっていく予感がしています。

午後からは「BOOK TALK」という読書会。
でも、今回は課題の本がありません。

今回のテーマはちょっとマニアックに「量子もつれ」。

昨年末にテレビで放送されたNHKスペシャル「量子もつれ アインシュタイン 最後の謎」を見たマルシェのメンバーの中で、ずっと「量子もつれ」の話題で盛り上がっていたので、開催することに。

正直なところ、人が集まるかどうか不安で「最悪、内輪だけでもいいよね。」と話していたのですが、ふたを開けてみると、はじめましての方も多く、たくさんの参加者が集まってくれました。

しかも、その顔ぶれが実に多彩で。

これから大学院で、人類学の視点から量子力学を研究されるという方、美術や文学の世界で活動されている方、マルシェの最中に「量子もつれ」の話をしていた私に“洗脳”されて飛び入り参加された方まで……。

「量子力学」という、ふわっとしてつかみづらいテーマを入口に、話題は宇宙、宗教、美術、哲学、数学、小説、映画、そして最終的には「心の問題」へと広がっていきました。

人は本来、ただそこにいるだけで懐かしいのだと岡は言う。

「懐かしい」というのは、必ずしも過去や記憶のことではない。

周囲と心を通わせ合って、自分が確かに世界に属していると実感するときに、

人は「懐かしい」と感じるのである。

『数学する人生』岡潔/森田真生 編

「もっと話したかった」「時間が足りなかった」
「また次回も参加したいです」
そんな声を聞くと、本当にうれしい気持ちになります。

次回の「have a LIFE day」は、6/7(土)・6/8(日)に開催予定です。
また、ゆるやかにつながりましょう。

next have a LIFE day 6/7(土)・6/8(日)

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