青梅市の洋菓子店 店舗デザイン

【車庫を改造して小さな洋菓子屋さんをつくる】青梅市

青梅市北部、住宅と田んぼが点在する昔ながらの牧歌的な地域の小さな洋菓子屋さんのプロジェクトです。広い敷地の中、母屋の脇に建っていた鉄骨造の車庫の一部を改修して、店舗と厨房を作っていきます。

既存の車庫は幅8200mmの2階建鉄骨造の建物。2台の車が並列で駐車できるサイズで、建物の前面には幅2800mmの電動シャッターが2台分取り付けてあります。洋菓子店として使用するのは1階車庫部分の半分のスペース。残りの半分の建物に向かって左側の部分は今後も車庫として使用したい。かつ、2つのシャッターもそのまま使用したいというご要望でした。

洋菓子店としての店構えをつくる

店舗のフロントして使用できるのは幅約3mのスペース。その範囲内で、道ゆく人にお店の存在を認識してもらうデザインにしなければなりません。アプローチの部分を600mm程度前面に張り出して門型をつくり、その内部だけを周辺と対比させるような色合いで有機的に仕上げました。ちょっと苦労しましたが、もちろん、既存のシャッターも稼働可能なように・・・。

店舗内からは奥の厨房がよく見えるように、ショーケースの奥のカウンターは、ガラスのスクリーンも設置。

木製のエントランスドアと室内がよく見えるようにするためのFIXガラス

レジカウンターは洋菓子のショーケース。 スイーツがきれいに見えるように、ショーケース内部はガラスの棚と白系の木目で

レジカウンター(ショーケース)裏のカウンター。厨房部分との間仕切りになっています

厨房から店内を見る

厨房側にはテイクアウト用のカウンターとデッキテラススペース