囲炉裏テーブルと露天風呂のある別荘(茨城県日立)
【太平洋に向かって】崖っふちは、”抜け”の快感、鹿島灘の遠景に入道雲よ湧け 。朝焼けの歯ブラシ、潮風のランチ、座していっぷく、薄暮れのぬるま湯。素足と裸が潮風にあきて、街の灯りが眠りについたら、星あかりに海がこたえていた。
1F鉄筋コンクリート+2.3F木造の混構造(ハイブリッド)人工地盤の庭
1F鉄筋コンクリート+2・3F木造の混構造(ハイブリッド)人工地盤の庭
1階が事務所、2.3階が住宅の事務所併用住宅。構造的にも鉄筋コンクリート(1F)、木造(2.3F)の混構造。
空に近いもう一つの庭
敷地は、坂道の脇の窪地で、約450坪。その中には蔵も残されていました。ここに、四季折々、自然と親しむ暮らしをつくりたいと、新築が計画されました。まずは、地形の整備からスタート。涼しい緑の盆地、暖かな丘、そして蔵の周りは裾を隠して、風景の中に溶け込ませて、箱庭をつくるようにゾーニング。外からの視線は適度に遮りながら、住まいからの眺望は確保して、全体計画をまとめました。