2020年10月の記事一覧

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先祖代々の土地に住み継ぐための木造新築住宅への建て替え(入間市)

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代々受け継ぐ広い敷地に、心地良い暮らしを紡ぐ家(埼玉県入間市の木造新築住宅)

埼玉県、西部に位置する入間市。駅からほど近い住宅地の、古くからある細い道を奥に入っていくと、突然、空が開けて、広い敷地が現れます。敷地の中心には築50年になる母屋があり、その他にも蔵や、お茶屋さんとして使われていた建物が点在しています。何世代にも渡って住み継がれてきたこの土地で、これからも心地良く暮らし続けていくために、母家を新しく建て直すことになりました。建物の規模や、広い敷地の中で建物をどう配置するかなど、さまざまな検討を重ねていきます。
お客さまは、ご夫婦と社会人の息子さんの3人家族。それぞれの自立した暮らしを尊重しながらも、ご家族の時間も大切にしています。そんな成熟したご家族にふさわしい、木造新築住宅の計画です。

心地よさ&遊び心を散りばめて〜築30年鉄骨住宅のリノベーション〜

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心地よさ&遊び心を散りばめて〜築30年鉄骨住宅のリノベーション〜(埼玉県入間市)

埼玉県西部の入間市。明るいメインストリートに面した住みやすい地域です。今回の敷地は『築30年 重量鉄骨3階建てオフィス併用住宅』の3階部分、以前はオフィスとして使われていたスペースでした。この空間を、住居として使用するためのリノベーション計画です。リビングとキッチン。リビングとバルコニー。さまざまな境界線の在り方を再構築し、自由で軽やかなファミリーにふさわしい空間づくりをめざします。

養蚕農家(古民家)のリノベーション計画(群馬県)

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築150年 養蚕農家(古民家)のリノベーション計画案(群馬県)

群馬県に建つ築150年の養蚕を営んでいた民家です。腕木や梁の端に桁を載せて柱より外方に出す工法の出桁造り(だしけたづくり)の屋根と2階部分。屋根から雪が遠くに落ちたり、雨や湿気などから外壁を守る利点があり、建物の外観からも、養蚕農家の特徴がうかがえます。この建物は、長い年月の経過の中で、各所の修繕や大規模な増築も行われています。一般的に、古い民家の増築は大家族の個室が足りなくなって、無造作に部屋を付け足していく場合が多いので、元々あった部屋に採光や通風が取れなくなってしまっている状態が、多いのですが、この建物の場合もそうでした。