「家づくり」の打ち合わせの際に考えた、この家族の暮らしのコンセプトスケッチです。
【サーフィンと子育て・平屋の暮らし】コンセプトスケッチ(千葉県匝瑳市)
「家づくり」の打ち合わせの際に考えた、この家族の暮らしのコンセプトスケッチです。
【住宅の配置計画】
元々、千葉県成田市にお住まいだったIさんのご家族は、ご夫婦と男の子2人の4人。ご夫婦の共通のご趣味はサーフィンで、休みの日は、家族全員で外房に出かけることが多かったそうです。これからの子育てを考えて、豊かな自然環境とサーフィンができる海に近い立地を求めて、九十九里の匝瑳市で新たな暮らしを始めることに。(完成したこの家の様子はこちら)
家、単体ではなく、駐車スペースや庭など、約100坪の広い敷地全体をデザイン。四角い敷地に四角い平面の家を配置するのではなく、三角形の平面の家を配置しました。これによって、敷地の対角線に沿って、暮らしの方向性も多様化していきます。
こどもゾーンのコンセプトイラスト
同じ空間の中でも、自分がいる高さが変わると異なるモノが見えてくる。たとえば、屋根につくった物見台に上がると、家の中や庭からは見えない、隣家の向こうの山などまで、見えるようになる。それは、住む人にとって、自分の領域を広げるような体験になるだろう。また、庭や家の眺めも、地面に立って見るのと、上から見下ろすのでは、違った発見を与えてくれる。空間を立体的に利用した「子ども部屋+ロフト+ルーフバルコニー+物見台」
夜のリビング&デッキテラス風景のコンセプトイメージ
新築の木造平家の住宅ですが、細やかなレベル差の違いによって、外観にも軽快なリズムが生まれています。
道路から1m程度あがったの敷地全体の風景