古家を活かす、入間市の耐震リノベーション

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古家を活かす耐震リノベーション

古家付土地の購入アドバイスから

昭和52年築の古家付き土地、解体か再生か

埼玉県入間市の築49年の中古住宅の改修

埼玉県入間市で、昭和52年築の古家付き土地を購入されたお客さま。未就学のお子さん(男の子)とご夫婦の3人、子育て世代のご家族です。

今後の子育てやご両親の老後のことを考えて、奥さまのご実家の近くで、家を建てるための土地を探されていました。

気になっている物件があるとのことで、その古家付きの土地を購入するにあたり、実際に家を建て替えたときに希望する家づくりが可能な土地かどうか、法規的・環境的な面から、専門家の視点でアドバイスをさせていただきました。

新築か、リノベーションか

新築で家づくりを進める場合は、解体費用に新築の工事費用が加わります。一方、既存の住宅をフルリノベーションする場合は、建物の骨格などをそのまま活かせるため、新築に比べて工事費を抑えられるのが特徴です。

どちらを選ぶかで、総工事費だけでなく、これからの暮らし方も変わってきます。そこで、2つの選択肢を比較しながら検討していくことになりました。

【リビングからキッチン、庭方向を見る】

今回のご相談では、築48年を迎えた木造住宅ということもあり、「建物を解体して新築とすべきか、それとも大規模なリノベーションで活かせるのか」を検討するところから打ち合わせがスタートしました。

昭和56年以前の旧耐震基準で建てられた家でしたので、まずは実際の建物の状態を細かく確認することにしました。

建物の状態を見てリノベーションをご提案

基礎や構造躯体には大きな劣化や損傷が見られず、間取りも比較的オーソドックスでバランスが良いことから、リノベーションでの家づくりでも十分に対応可能だとアドバイスしました。

劣化が進んでいたセメント瓦や外壁は、今回の工事でしっかりと改修することが前提です。

最終的な判断はもちろんお客さまですが、お客さまご自身もリノベーションで進めることを決断されました。

リビングには、奥行き450mmの扉付き収納を設けました。下段の開口部は、お子さんが小学生になったときのランドセル置き場としても使える場所です。

学校から帰ってきたら、自分で片付けができるように。そんな将来を見据えた収納です。

改修前の建物の様子

元々、1階の居住スペースは、8畳の居間と6畳のダイニングキッチンに分かれた2つの空間でした。今回は壁を一部解体して、大きなワンルームに。

段差でつくる、家族が集まる「茶の間」

リビングは、お客さまが畳がお好きなことと、日々の暮らしの中で清潔さを大切にされていることから、周囲の床より200mmほど上げたタタミ敷きの空間にしました。

高さの違いが生む“ちいさな段差”が、自然と家族が集まる穏やかな「茶の間」の雰囲気をつくり出しています。

【リビングの段差 200mm】

家事の負担を軽くする、ドライエリア

キッチン脇の南側には、約3畳ほどの増築スペースを確保し、洗濯物のためのドライエリアを新設しました。

お仕事を持つ奥さまの家事負担をできるだけ軽くするための工夫です。趣味の作業スペースとしても使える余白を残しています。

元々の居間と台所を分けた壁は撤去しましたが、重要な柱は残してあります。

元々あった105mmの柱は、4方向をヒノキの板で化粧し、太く設えました。インテリアにもなじむ、意匠を兼ねた仕上げです。

巨石を活かした、駐車スペースのある庭

は以前、土留めのブロックで大きく囲われていましたが、既存の巨石を移動しながらレイアウトを整え、2〜3台が駐車できるオープンな駐車スペースに生まれ変わりました。

改修後の外観と駐車スペース

【改修後の庭まわりの風景】

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