【玄関引き戸の戸袋掃除】設計事務所の家づくり
2020/6/16
我が家の玄関ドアは、一本引きの『木製ガラス引き戸』。開き扉ではなく引き戸にした理由は、少し幅広でも、建具が邪魔にならずにモノの出し入れが便利ですし、ポーチの軒下空間と一体的に利用できるから・・・。
もう一つの大きな理由は、網戸を利用しやすいと思ったからです。案の定、暮らしてみると、毎年、気温が熱い時期は、玄関はいつも網戸状態で、風通しのよい生活をしています。
先日、帰宅すると、家族から、その玄関引き戸が動きにくくなっていると苦情が・・・。開閉してみると確かに重い・・・。たぶん、奥のレールの所に、何かが引っかかってるんだろうと思い、戸袋を覗いてみました。
一本引きの建具なので、そのままでは戸袋の内部は見えません。まずは外側の軽い網戸を外してみます。網戸を外すためには、縦枠と突起のある金具外す必要があります。ちょっと面倒ですが、網戸を外して、隙間から、戸袋の中を覗いてみると、やはり奥のレールの部分に小さなネジが落ちていました。
ネジを取り除いて、ついでに戸袋内部とレールも掃除。思ったより汚れてませんでした。網戸を戻して作業終了。
建具を閉じると枠にピッタリ。動きもスムーズです。
取り外した玄関網戸
玄関の引き戸レールは、凹型の『Uステンレール』
玄関引き戸のレールは、ポーチのデッキより、約10mm上げて段差をつけています。ガラス戸の内部の土間は、さらに15mm UP。この部分に段差をつけることによって、玄関内部に、すきま風や砂埃が入るのを軽減します。
網戸の金具が干渉してしまうので、ちょっとめんどくさいですが取り外し。
きっちり収まりました。