施工10年目のデッキ材の補修(DIY)
2020/6/21
玄関ポーチのデッキテラスはスッポリと軒下に入っています
我が家のデッキ材は、3種類。リビング手前の川に近い露天部分のデッキテラスは、ハードウッドの『セランガンバツ材』。湿度も高いですし、雨にも濡れるので、耐久性のある『セランガンバツ材』で作っています。南側の庭に近い部分は、中古の枕木材。オーストラリアのユーカリ材なので防虫効果が高く、防腐剤が必要ないのが特徴です。ここも露天なので、耐久性が重要です。
玄関軒下部分の『サイプレス材(豪州ひのき)』。軒の奥の部分はとてもいい状態を保っています
もう一つは、玄関のポーチ部分。ここは深い軒に覆われて直接雨に濡れることが少ないので、少し耐久性の低い『サイプレス材(豪州ひのき)』を使用しています。使用して10年経過していますが、全体的には、問題のない状態を保っています。ただ、一番雨に濡れやすい外側の角の部分が少し劣化して穴が開いてきました。この部分も、軒下の入っているのですが、やはり、激しい雨や吹き込み降りの際は濡れてしまいます。やっはり、屋根のあるなしは顕著に結果に表れますね。
やはり、雨に濡れやすい角の部分が劣化してきました
下地材は『セランガンバツ材』を使用しているので、まったく問題ありませんでした。劣化した部分を取り除いて、パッチワークで補修です。ちょうど家には、幅広の杉板材しかなかったので、とりあえず加工して、杉板で塞ぎます。耐久性はあまり望めませんが、ダメになってきたら板全体を交換する予定です。
とりあえず、家にあった杉板で対処
下地の『セランガンバツ材』はまったく問題ありません
色はすぐに同化してしまいます
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