【LED照明で1日の自然光の変化を表現する】

【LED照明で1日の自然光の変化を表現する】

照明で健康を考える

事務所に照明器具のメーカーの方が営業に・・・。『遠藤照明』さんという照明器具のメーカーです。シンプルでスッキリとしたデザインで、器具やカタログもキレイなので、物件に照明器具を採用することもあります。

割と大きな空間や施設のシンプルなデザインのベースライトのプロダクトが多いという印象です。今日はLED照明の新しい調光機能の説明がメインのお話でした。

お話をお聞きする前は、調光機能や色温度を変化させるLED照明は他社メーカーでも、すでにたくさん製品ありますし、その機能自体、本当に必要なのかと疑問も持っていました。

『実際の製品を持参したので、デモをしたい」と営業さん。カバンの中から、自作の部品を取り出して、箱を組み立てて行きます。その上に照明器具をのせてライトオン。その手際の良さや、ライトボックスの携帯性のよさなど、違うところで感心してしまいました。

照明で「健康」と省エネ」を考える

日の出は1800K、青空光12000K、夕焼けは2500Kなど、自然光は1日の間に「照度」と「色温度」がずいぶん変化しています。ですから、日中は太陽光を浴び、日没と共に徐々に暗くなって夜間は月光程度の明るさというリズムが、人間にとって自然な光の環境であるといえます。そのリズムによって安定しているのが、人体の『体内時計』です。

現代の社会生活は、日中に太陽光をたっぷりと浴びることなく、逆に夜間は大量の光に溢れていますので、『体内時計』の乱れを引き起こしやすい環境ともいえます。それが原因で、睡眠障害を始め、肥満、糖尿病、鬱病、認知症など多くの健康被害の原因になることも知られています。

ですから、自然光に近い『光』の変化を、照明で表現できれば『体内時計』を安定させることもできるのではないでしょうか。それを可能にするのが、この新しいライトコントロールのプログラム。時間や天気によって『光』のプログラムがスマホのアプリで設定できるそうです。

従来のライトコントロールは、自分でその都度調整するモノでしたので、利便性について懐疑的でしたが、あらかじめプログラムされていて、自動的に変化するのであれば、省エネや健康の観点からもとても意味のあるものだと感じます。家だけではなく、オフィス、保育園、学校、病院、老人福祉施設など、いろいろな空間でメリットがあるのではないでしょうか・・・。(コストも思ったよりかからなそうでしたし・・・・)

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