入間のメインストリートに佇む ー KOMATSUYA STEPS 25年目の外壁改修
2025/9/4

KOMATSUYA STEPSの外壁:ラワン材の縦羽目板
入間市のまるひろの向かいに建つKOMATSUYA STEPSは、鉄骨3階建ての商業テナントビルです。完成から約25年経過しています。オーナーさんから、外壁の縦羽目板(ラワン材)が傷んで来たので、改修の相談を受けました。

ステンレス製のミニ樋とラワン材の現在の状態
駅から続くこの通りは、入間市のメインストリートで、商業地域で防火地区に該当しているため、建物の外壁は耐火材料で作らなければならない制約がありますが、特徴のある有機的な建物にするために、木材を使いたいと思っていました。

ミニ樋の上部は耐久性のあるモザイクタイル
ですから、木材が使ってある部分は、厳密にいうと、デッキテラスの手すりの部分(外壁ではない)。そして、延焼のおそれのない建物の内側のみにすることで、建築の法規的な側面をクリアにしました。

階段と手すりの収まり
また、木材が直接、雨に濡れると、耐久性が低下するので、板の上には、ステンレスで小さな横樋を製作して、小さな庇の役割を持たせ、材料の劣化を防ぐ計画でした。(樋の上部は、耐久性のあるモザイクタイル張り)

やまじんのフロント部分
現在は、板もずいぶん傷んでしまいましたが、それでも、25年間よく状態をkeepできたと思います。今回は、建物の雰囲気を変化させるために、違う材料で仕上げて行こうかと考えています

今日はぶっかけそばを頂きました
打ち合わせの後は、やまじんでランチ。やまじんも、25年間変わらぬままです。トレーもトレー置き場も作ったときのまま。ぶっかけそばをいただきました。そばも変わらず、美味しいかったです。

お盆もお盆の棚も25年前のまま

床部分は雨の跳ね上がりを考慮してデッキ材でガード
建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら)では、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。
建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら) 担当:長崎まで
04-2964-1296 komagura@komagura.jp
独楽蔵 建築設計事務所 ホームページ top
ブログ top
竣工当時の様子はこちら→商業テナントビル KOMATSUYA STEPS
関連記事
【タイルのキッチンをリフォーム】築32年の中古木造住宅をリフォーム
【タイルのキッチンをリフォーム】築32年の中古木造住宅をリフォーム
ペンダントライト【ルイスポールセンの『PH5』限定色『Brass(真鍮)』が届きました】
ペンダントライト【ルイスポールセンの『PH5』限定色『Brass(真鍮)』が届きました】
【一括りに木材といっても使う部位で樹種もいろいろ】設計事務所の家づくり(川越)
【一括りに木材といっても使う部位で樹種もいろいろ】設計事務所の家づくり(川越)





