東松山市の木造新築 デイサービス施設の工事が始まりました
2021/9/29
ブロックの土留めの基礎部分
まっすぐで無機質な幹線道路の有機的な溜まり場になるように
東松山市に建つ新築木造デイサービス施設の工事がいよいよ始まりました。約270坪の広い敷地ですが、北側に走る大きな幹線道路面とは約1mの高低差があります。建築に先行して、まずは敷地の土留めの工事から開始です。
敷地の北側にある幅員約10mの幹線道路は、敷地側に幅2mの水路の暗渠があって、その上部は幅の広い歩道になっています。その歩道と敷地の接する長さ約40mに、擁壁(土留)を作っていきます。新しくできる建物のエントランスは、脇にある西側市道からアプローチしますので、北側の擁壁側にはメインの出入り口はありません。
そのまま真っ直ぐに塀を作れば、工事は楽なのですが、擁壁の真ん中あたりには、5畳程度の窪みがあります。地域にオープンな施設を象徴するための外部の小さな溜まり場ができる計画になっています。
敷地の近くには小学校もありますし、地域の通行する人や登下校の子どもたちが、ちょっと気になる施設ができればと思っています。
塀の基礎の型枠を再作中
幅2mの無機質な広い歩道
この施設の完成した様子はこちら↓
WORKS:Care(介護)とCulture(文化)が繋がる空間〜東松山の木造新築デイサービス施設〜(前篇・外部空間)