【タモ材(無垢材)の壁をつくる】設計事務所の家づくり(入間市)
2020/9/9
大工さんがタモ材の羽目板を加工中
入間市の新築住宅の現場です。数ヶ月続いた大工さんの作業も、もう少しで終了です。今日のお仕事はキッチンカウンター廻りの壁に、タモ材(無垢材)の縦羽目板を張る作業。出隅(90°曲がる角の部分)は、スッキリと見せるために同じ材料を『留め(とめ)』で回しています。
端材(使わない余った材料)だけど、キレイです
『留め(とめ)』とは、接合する角度の違う2つの材料を互いに45°の断面にして繋ぐこと。うまく作らないと経年変化で接合部に隙間ができてくる可能性がありますので、上手な大工さんにしか頼めません。いつ見てもキレイな仕事です。台ノコのそばには、タモ材の端材が・・・。もう使わない材料ですが、キレイなのでいつも勿体ない気がしてしまいます・・・。
このカウンター廻りだけで出隅が3箇所あります
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