空気層をつくるための段ボールのスペーサー(家づくりの現場)
2021/5/13
入間市の新築木造平屋建ての現場です。室内では大工さんが、段ボールの両端を折り曲げて、屋根の下地の垂木の間に挟む作業中。これを屋根面すべてに行ないますので、高い脚立を登り下りしながらの手間のかかる作業です。屋根の形状が寄棟なので、隅っこはカットが必要ですし・・・。来週行われる断熱材の吹き付けのための準備作業なのですが、断熱材は、外壁部分と屋根面の内側にウレタンフォームを吹き付けていく「現場発泡ウレタンフォーム」と呼ばれているもの。
屋根面の段ボールは、スペーサーとして、屋根面と断熱層の間に空気層をつくるためのモノです。段ボールの片側にアルミがコーティングされているのは、太陽の熱線の反射率を上げる効果があります。
断熱材の施工が終わってしまうと、全てが見えなくなってしまいます。この状態もキレイなので、ちょっと残念な気もしてきます。
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