埼玉県飯能市の一軒家レストランをリノベーション/リフォーム

【キッチン HAMA 2号店】レストランフロント部分（リノベーション後）

既存の木造レストランを改造して、新しいレストランにリノベーション

飯能市山手町の一軒家レストラン（旧フィオレット）の建物をリノベーションして、新しいレストランをつくる計画です。飯能市赤沢にある老舗レストラン『キッチン HAMA』さんの2号店です。

元々の建物の良さを活かしながら小改造

既存の建物の巾一杯に、ボリュームある庇（奥行き900mm)を増築して、建物に一体感を持たせて、店を大きく見せる。直すのは、リノベーションの効果のある軒下のみに限定しました。本屋根部分は、建物の歴史や雰囲気を残しつつ、そのまま利用します。工事のコストを抑えながら、プロジェクトの計画を進めました。

外壁を新しく直すのも軒下部分のみ。アイポイントになる部分ですので、木質系の材料で、既存の建物に合わせてダークブラウンで仕上げました。軒下部分の外壁は、ラワンの縦羽目板。既存の木製窓はそのまま使用しましたが、白い太枠を入れて窓を強調します。

工事前（リノベーション前）の建物（レストラン・フィオレット）

リノベーションしたレストラン内部の様子

カウンター廻りの位置はそのままですが、仕上げは新しく造作。

店舗のフロントと同じラワン材を使用して、店全体の統一感を出しています。ワインや小物などを飾れるように、下り壁には跳ね出しの棚を設けてあります。その上部には長いカウンターの上に並んだ食材や料理をきれいに見せる集光型のダウンライトを並べました。

エントランスの脇には、固定の衝立で、半個室ゾーンをつくって、小グループのミーティングや小宴会に対応できるように改造。

店内の緩やかなつながりを残しながら、個室としての落ち着きをつくる工夫です。

梁をアラワシにしてあった以前の店舗の面影は残しつつ、照明や仕上げ材を新しくしていきました。

座席スペースを自由にレイアウト出来るように、壁一面にベンチシートを造作

ブラケットライト（壁付け照明）と造り付けのコート掛け

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