入間のメインストリートに佇む ー KOMATSUYA STEPS 25年目の外壁改修

入間のメインストリートに佇む ー KOMATSUYA STEPS 25年目の外壁改修

入間市のまるひろの向かいに建つKOMATSUYA STEPSは、鉄骨3階建ての商業テナントビルです。完成から約25年経過しています。オーナーさんから、外壁の縦羽目板(ラワン材)が傷んで来たので、改修の相談を受けました。

駅から続くこの通りは、入間市のメインストリートで、商業地域で防火地区に該当しているため、建物の外壁は耐火材料で作らなければならない制約がありますが、特徴のある有機的な建物にするために、木材を使いたいと思っていました。

ですから、木材が使ってある部分は、厳密にいうと、デッキテラスの手すりの部分(外壁ではない)。そして、延焼のおそれのない建物の内側のみにすることで、建築の法規的な側面をクリアにしました。

また、木材が直接、雨に濡れると、耐久性が低下するので、板の上には、ステンレスで小さな横樋を製作して、小さな庇の役割を持たせ、材料の劣化を防ぐ計画でした。(樋の上部は、耐久性のあるモザイクタイル張り)

現在は、板もずいぶん傷んでしまいましたが、それでも、25年間よく状態をkeepできたと思います。今回は、建物の雰囲気を変化させるために、違う材料で仕上げて行こうかと考えています

打ち合わせの後は、やまじんでランチ。やまじんも、25年間変わらぬままです。トレーもトレー置き場も作ったときのまま。ぶっかけそばをいただきました。そばも変わらず、美味しいかったです。

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竣工当時の様子はこちら→商業テナントビル KOMATSUYA STEPS

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