【台風19号 高麗川の増水】我が家の川岸の崖の様子
2019/10/19
先日の台風19号の時には、高麗川もすいぶん増水しました。翌日には水位もグッと下がりましたが、6日たった今でも水は濁ったまま。普段は2日くらいで清んだ水になるんですが・・・。
我が家が、高麗川のすぐ脇に建っているのを知っている友人、知人、親族からは「家は大丈夫なのか?」とか「崖が崩れなかったか?」とずいぶん心配してもらいました。実際に、国道299号は、我が家の手前から秩父方面まで通行止めになっていましたし、SNSで上流の吾野地区の道路が一部冠水する様子がUPされていましたから・・・。
幸いにも、我が家は大丈夫でした。しかし、約10年ここに住んでいますが、こんなに水が増えたのは初めての体験でした。台風が接近して、水量が一番MAXのときで、高麗橋の橋桁ギリギリのところまで増えました。近所の家々でも、避難所に避難されたご家族が多かったようでしたが、私は家族と一緒に家で待機することにしました。
頭の中で想定したのは、
①もし、もっと増水して橋が冠水することになっても、まだ、敷地のほうが600mm程度高いし、その上、床上浸水するまで、住宅の基礎の高さ600mmをあわせると1200mm余裕があること。
②橋の向こう側のほうが土地が低いので、まずは、そちらに水が流れるということ
③高麗川は分水嶺が正丸峠なので、上流が20km程度しかなく、雨がどのくらい降っているか、なんとなく把握できること
④高麗川は上流にダムや大きな支流がないこと
⑤自宅の崖部分は、岩盤なので崩れる可能性が低いこと。もし、その予兆があれば、まず崖のケヤキや榎が倒れるので把握できること
⑥自宅の地盤は、水はけもよく、砂利層で強度が充分なこと
⑦砂地盤でないので、液状化の心配がないこと
⑧もし、1階が床上浸水しても、構造的に2階でも安全なこと
①〜⑧のようなことを考えながら、雨がやむまで川の様子を見ていました。夜になってから雨があまり強く、長く降らなかったのは不幸中の幸いでした。
数日経過して水位が下がってから、崖の状態を確認してみましたが、見た目は大丈夫そうです。ケヤキや榎の状態も変わっていませんでした。驚いたのは、岩の間から生えていたリュウノヒゲ(?)が流されることなく青々としていたこと。広葉樹や植物は強いですね。近所の杉は、根の張りが少ないので、畑の土と共に流されていました。
高麗川の上流で、住宅が床上浸水したという話は聞きませんでした。(はっきりとしたことはわかりませんが・・・)今回の増水で、高麗橋の橋桁までの増水では、上流の家々は、たぶん床上浸水しないのではないかということが、感覚的にわかった気がします。
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