『大里屋本店』さんのフロント木製建具の収まり(完成から17年経過)
2020/8/10
『四里餅』で有名な飯能の『大里屋本店』さんのお話です
先日、午前中のはやい時間にお客さんと打ち合わせがあったので、出社途中に、飯能市の『大里屋本店』さんに立ち寄りました。手土産にするための『四里餅』を買うためです。大里屋さんは、朝のAM8:30にはオープンしているので、朝、ちょっとしたお使い物がほしいときに立ち寄ると便利なんです。
ちょっとお店に、はやく到着してしまったので、店の外側から駄菓子コーナーのガラス収まりを久しぶりに見てみました。ガラスのFIX窓の上部の幕板の収め方を相談しているときに、施工業者さんの倉庫の隅に、ちょうどいい幅広の銘木が、建てかけてあったので、これがいいのではないかと監督さんや大工さんと相談して、現場で、材料や収まりを変更したことを思い出しました。
幅広の薄板なので、少しひび割れが入っていますが、全体的には17年前に製作したままの状態を保っています。店舗が北向きで直射日光が当たらないことや、軒が深くて雨に濡れないこと、材料の銘木が長年倉庫にしまってあって乾燥状態がよかったことなど、条件的によかったことが重なったことが理由だと思いますが、塗装もキレイに塗り替えられていたり、掃除が行きとどいていたり、日々のメンテナンスがいいのも、大きな理由の一つではないでしょうか・・・。
いつ来ても、窓ガラスがピカピカで、店舗として、日常の維持管理が素晴らしいなぁと感心します。
幕板は新規のスプルス材(溝部分)と銘木の組み合わせ
窓ガラスがいつもピカピカでキレイです
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