埼玉県飯能市の新築住宅/リフォームは一級建築士事務所/独楽蔵へ

7/15(土)16(日) 企画展『生物多様性』同時開催 暮らし相談デスク @refactory_antiques

暮らしの中での「生物多様性」ってなんでしょう?一緒に暮らすペットや、庭の木々や草花などの自然との共生。そして、そこにやってくる昆虫や鳥、時々ふいに現れる野生動物なども、多様性の大切な一員です。そのかけがえのない繋がりを長く続けていくために必要なのは、互いにとって心地よい絶妙な距離感なのではないかと思います。

住まいの中のペットたち

それでは人間同士では、どうでしょうか?家族を構成する人間は、生物学上は、まったく同じ生き物であると考えがちですが、もともと他人同士だった夫婦や、世代の違う祖父母と子供たちは、生活スタイルや行動範囲、日々のリズムやスピードもそれぞれです。楽しいときは気にならなくても、さまざまなズレから関係性が良好でなくなってくると、お互いに、まるで違う生き物、エイリアンのように感じてしまうかもしれません。

家族それぞれが、家のなかで快適で過ごすためには、部屋の間取りや建物の配置に、細かな心を配りながら、家づくりを進めていくことが重要です。にぎやかで夜中まで活動的な子どもの部屋と、静かにゆっくり過ごしたい祖父母の部屋を分離したり。二世帯であれば、それぞれがも干渉されずにゆっくりできるプライバシーゾーンをしっかり確保したり。親の目線から付かず離れずの絶妙の距離感で、子供部屋を配置したり、家族みんなが自然に集まってくるリビングを考えたり・・・、建築の仕掛けで、家族それぞれの、心地よさを作り出すことは可能です。

ちなみに、二世帯住宅を設計する際、特に若いファミリー側の妻のパーソナルスペースを尊重することを心がけています。家づくりのなかで、意見が言い出しづらい人の思いを汲んでいくことが、家族全体にとって結構大切なことなのです。今、お住まいの空間でも、ちょっとした工夫で、多様性のある空間を作り出すことができるかもしれません。

7/15(土)、16日(日)は、REFACTORY antiques(飯能市)とMANSIKKA antiques(青梅市)それぞれの店舗で、同じテーマの企画展「生物多様性」が開催されます。

また、REFACTORY antiquesでは、月一で行われている「暮らし相談デスク」も、同じテーマで同時開催。みなさんと「生物多様性」について、お話ができることを楽しみにしています。

企画展『生物多様性』
@refactory_antiques
@mansikka_6
7/15(土)・16(日)
11:00-18:00

同時開催 暮らし相談デスク

建築士/ @nagasaki_komagura
季節の草花/ @lamontagneflower
器コーディネーター/ @yui_itoh
革と暮らし/ @ito_leather_studio




関連記事

企画展 [ 生物多様性 ] Vol.2(暮らしの中の自然との関わりを考える)

企画展  [ 生物多様性 ]  Vol.2(暮らしの中の自然との関わりを考える)の画像

企画展 [ 生物多様性 ] Vol.2(暮らしの中の自然との関わりを考える)

まだ、小さかったこどもたちと、一緒に川で遊んだり、虫取りに出かけたりもしました。自分自身の自然との関わりも大きいですが、こどもたちの目線を通して、様々な生き物とかかわってきました。こどもたちも大きくなって、なかなか一緒に遊んでくれなくなりましたが、自然との関わりやその記憶が大人になっても、残っていてくれると嬉しいです。

今年も網戸の季節になりました。

今年も網戸の季節になりました。の画像

今年も網戸の季節になりました。

6月も後半になって、日中は夏のような暑さになりました。我が家も、ガラス戸を開け放って、ようやく網戸の季節になりました。庭の向こうの高麗川からは、涼しい川風が流れてきて、朝夕はちょっと肌寒いくらいに部屋の中を冷やしてくれます。

家づくりのために、現地で物件を見ながら購入のためのアドバイス

家づくりのために、現地で物件を見ながら購入のためのアドバイスの画像

家づくりのために、現地で実際に物件を見ながら購入のためのアドバイス

メールで、土地のご購入を検討されているご家族から連絡がありました。現在、家づくりのための敷地を探している段階で、ちょっと気になっているという物件があるということで、一緒にその物件を見てくれないかというご相談でした。プロの視点から、実際の物件(土地や建物)を見て、客観的にどう感じるかアドバイスがほしいとのことです。