和室の壁に聚楽壁を塗る【新築木造平屋の家づくり】(入間市)
2021/8/9
小さな和室(仏間)の壁を聚楽で仕上げる
入間市の新築住宅(平屋)の現場です。この住宅には北側の玄関から入った脇には小さな和室があります。主な用途は仏間ですが、玄関から、リビングを経由せずに直接入ることができるので接客でも使用ができるように考えました。和室の壁は「聚楽仕上げ」。本来は京都で産出される「聚楽土」を使った土壁の一種です。土と藁(わら)や麻、細かい紙やスサ、砂、水をこねて作り、自然以外の材料は使いません。
聚楽土はとても貴重で、扱いにくい材料のため、現在は、左官メーカーが開発した樹脂ベースの京壁風の左官材が全国的に使用されて、一般化しています。この家で使用している材料もその中の一つです。左官屋さんが壁を塗っている様子をみると、とても簡単そうに作業をしているように見えてしまいますが、実際には、なかなかできません。
この住宅の完成した様子はこちら↓
WORKS:【和洋折衷modern & traditional】悠々自適な暮らしを愉しむ木造平屋
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