埼玉県入間市の新築木造住宅/リフォームは建築設計事務所/独楽蔵へ

和室の壁に聚楽壁を塗る【新築木造平屋の家づくり】(入間市)

小さな和室(仏間)の壁を聚楽で仕上げる

入間市の新築住宅(平屋)の現場です。この住宅には北側の玄関から入った脇には小さな和室があります。主な用途は仏間ですが、玄関から、リビングを経由せずに直接入ることができるので接客でも使用ができるように考えました。和室の壁は「聚楽仕上げ」。本来は京都で産出される「聚楽土」を使った土壁の一種です。土と藁(わら)や麻、細かい紙やスサ、砂、水をこねて作り、自然以外の材料は使いません。

聚楽土はとても貴重で、扱いにくい材料のため、現在は、左官メーカーが開発した樹脂ベースの京壁風の左官材が全国的に使用されて、一般化しています。この家で使用している材料もその中の一つです。左官屋さんが壁を塗っている様子をみると、とても簡単そうに作業をしているように見えてしまいますが、実際には、なかなかできません。

この住宅の完成した様子はこちら↓
WORKS:【和洋折衷modern & traditional】悠々自適な暮らしを愉しむ木造平屋

独楽蔵 建築設計事務所 ホームページ TOP
コラム TOP




関連記事

世田谷区八幡山の築35年の住宅リノベーション 現場の様子

世田谷区八幡山の築35年の住宅リノベーション 現場の様子の画像

世田谷区八幡山の築35年の住宅リノベーション 現場の様子

世田谷区八幡山の築35年、木造2階建て住宅の改修現場です。2階にあったLDKの大きな間取り変更と、1階部分に新たに同居することになる祖母スペースをつくる計画です。

【栃木市の築180年の店蔵改修計画】リノベーションのための解体作業2

【栃木市の築180年の店蔵改修計画】リノベーションのための解体作業2の画像

【栃木市の築180年の店蔵改修計画】リノベーションのための解体作業2

栃木市の築180年店蔵の改修工事現場です。建物が登録有形文化財建造物に指定されていたため、現状変更の届け出など手続き作業のため、解体工事を延期していましたが、お盆明けに工事が再開しました。

築50年の日本家屋を平屋に減築

築50年の日本家屋を平屋に減築の画像

築50年の日本家屋を平屋に減築

完成から約50年経過した2階建ての和風住宅のリノベーションの打ち合わせを行いました。現在、建物の南側には、繊細な部材を組み合わせた数寄屋風の座敷(客間)スペースがあります。日々の手入れも行き届いていて、今でも、しっとりとした気持ちのいい空間です。