埼玉県の川越は、“小江戸”という名前の通り、古きよき街並みが観光地として親しまれ、また文教地区としても人気のあるエリアです。今回の敷地は、そんな川越市の郊外。敷地の北側を流れる用水路を境に、穏やかな住宅が並ぶ市街化区域と、広大な田畑がひろがる市街化調整区域にわかれています。敷地の東側に走る道路は抜け道になっており、予想以上に交通量が多いというのも特徴です。お客さまは、小さなお子さま2人がいる4人家族。のどかな環境を活かしつつ、クルマの往来にも配慮できるような、有機的な空間づくりを計画していきました。