2020年4月の記事一覧

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【人とクルマを分離する有機的な木造新築住宅】交通量の多い道路沿いの住宅街の家(川越市)

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家族のしあわせを育む有機的な暮らし〜車通りの多い場所に建てる木造新築住宅(川越市)

今回の敷地は、川越市の郊外。敷地の北側を流れる用水路を境に、穏やかな住宅が並ぶ市街化区域と、広大な田畑がひろがる市街化調整区域にわかれています。敷地の東側に走る道路は抜け道になっており、予想以上に交通量が多いというのも特徴です。お客さまは、小さなお子さま2人がいる4人家族。のどかな環境を活かしつつ、クルマの往来にも配慮できるような、有機的な空間づくりを計画していきました。
住宅は、敷地が一方通行のT字路の突き当たりに位置しています。ちょうど車が路地から出てくる方向と重なりますし、交通量も多いので、住宅の道路面(東面)の外壁は、有機的な子育て世代の暮らしと無機質な道路や駐車スペースを分けるいわば堅牢な防壁です。

【自分の敷地内で窓から見える風景をつくる】設計事務所の住宅設計(日高市)

【自分の敷地内で窓から見える風景をつくる】設計事務所の住宅設計(日高市)の画像

【自分の敷地内で窓から見える風景をつくる】設計事務所の住宅設計(日高市)

自分の敷地から外の余計なモノが見えないように、隣地との間に、塀兼用の薪置き場を設けることは、自分の敷地の中で風景を作るのにとても有効です。視線の先の高さを調整して、薪棚の高さを決めます。自分が割って積んだ薪を見ながら暮らすのも気持ちがいいですし…。植樹の際は、木が数年経った頃の大きさを想像しながら、窓からは植えた樹木の枝が見えるように木を配置するのもポイントです。

新築木造住宅の照明器具 ダウンライトのタイプ【LED ユニバーサルダウンライト】

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新築木造住宅の照明器具 ダウンライトのタイプ【LED ユニバーサルダウンライト】

ダウンライトとは、天井に埋め込む形で取り付ける照明器具のことです。天井がすっきりするので、新築木造住宅でもメインの照明として用いています。最近はほとんどの商品がLEDになり、以前に比べて器具自体もかなり小さくなりました。消費電力が少なくなるのはよく知られていますが、そのほかにいろいろな利点があります。

『家で過ごそう!』 家づくり:14年前の「宇都宮のお客さん」から久しぶりのお便り&写真

『家で過ごそう!』 家づくり:14年前の「宇都宮のお客さん」から久しぶりのお便り&写真の画像

『家で過ごそう!』 家づくり:14年前の「宇都宮のお客さん」から久しぶりのお便り&写真

住宅を新築してから、約14年。宇都宮のお客さんから、新型コロナ対策で、在宅勤務になっている最近の様子を知らせてくれるメールが届きました。敷地は宇都宮市の郊外の杉林の中の一軒家。外壁の一部がクライミングウォールになっている活動的な住宅です。『家づくり』をしていた頃は小学生だったお子さんたちも大きくなって、高3と中3らしいです。成長のはやさにビックリします。

【おうちで過ごそう!:10年目の家や庭をお片付け】 書斎(WORK SPACE)①

【おうちで過ごそう!:10年目の家や庭をお片付け】 書斎(WORK SPACE)①の画像

【おうちで過ごそう!:10年目の家や庭をお片付け】 書斎(WORK SPACE)①

外出が出来ずに家で過ごすことが多いので、今日は、一日中、家の中や庭の片付け・・・。まずは、ずーっと気になっていた仕事部屋(書斎)から。普段はあまり使っていない部屋で、ちょうど玄関脇にあるので、息子のクラブ(サッカー)の道具やら、学校から持ち帰った教材、過去の自由研究の模造紙の束・・・、ゴミの日まで集めてある段ボールや雑誌の束など、家族それぞれがとりあえずこの部屋に仮置きした、行き場のないモノたちの集積場になっていました。買ってまだ読んでない本もデスクに山積み状態です。

家づくりの現場【並べる・切る・曲げる・挟む】板金屋さんの仕事

家づくりの現場【並べる・切る・曲げる・挟む】板金屋さんの仕事の画像

家づくりの現場【並べる・切る・曲げる・挟む】板金屋さんの仕事

同じ材料でも、いろいろな屋根の葺き方がありますが、写真はガルバニウム鋼板(アルミと亜鉛の合金)厚み0.35mmを使用したスタンディングシーム(立てハゼ)葺きです。一枚の板金をヨコに重ねていきます・・・。

【川の近くに家を建てるのは危険なのか?】設計事務所の家づくり

【川の近くに家を建てるのは危険なのか?】設計事務所の家づくりの画像

【川の近くに家を建てるのは危険なのか?】設計事務所の家づくり

近年、台風や集中豪雨などによって、洪水や浸水被害が多く発生したので、川に隣接した土地は、ぼんやりと洪水や地震などの災害の際に危険なイメージがあるかもしれません。もちろん、粘土やシルトなどが滞積してできた軟弱地盤や、砂地の液状化現象、水面からの地盤面が近い場合など、危険な場所が多くあるのも事実ですが、逆に、岩盤や玉石、礫層などで地盤に強度があったり、高台だったり、より安定している安全な場所もあることも事実です。

【ホテル オークラ 旧本館ロビー 設計者目線のディテール】

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ホテル オークラ 旧本館ロビー ディテール

1962年に完成した本館が建て替えでCLOSEになる前に、ロビーやその他のディテールを堪能。設計は谷口吉郎ら5人の建築家による設計委員会があたりました。

【入梅なので・・・樋(とい)のデザインについて考えてみる①】設計事務所のデザイン

【入梅なので・・・樋(とい)のデザインについて考えてみる①】設計事務所のデザインの画像

【入梅なので・・・樋(とい)について考えてみる①】設計事務所のデザイン

雨漏り、漏水、使い勝手などの基本的な問題もありますが、せっかく、考えて作った建物、特に軒の深い部分やエントランスなど、何も考えずに縦樋を設置すると台無しになっていまう場合もあります。ですから、建物の外観、立面を考える際は、縦樋の位置や数なども、考慮しながら設計を進めていきます。そこで、気になるのは、縦樋の形状や位置。

【リビングに『ハンモック2000』を設置してみる】設計事務所の家づくり

【リビングに『ハンモック2000』を設置してみる】設計事務所の家づくりの画像

【リビングに『ハンモック2000』を設置してみる】設計事務所の家づくり

先日、私も以前からほしかったカラーパターンや素材にこだわりのある“ハンモック2000”を自宅用に購入してみました。