「木元竹末(きもとたけうら)」。薪割りの呪文のようですが、これは先人の教えで、「木は元から、竹は末から」割る、という意味です。
事務所のケヤキを、薪ストーブの薪にする
デスクワークの合間に、先日、伐採した事務所のケヤキの丸太を、毎日少しずつ薪にしています。
かなり大きな株のケヤキだったので、伐採屋さんに、ストーブにちょうど入る36cmくらいの長さに玉切りにしてもらいました。
短いと、持ち運びにも楽ですし、この玉切りの丸太を斧で割れば、ちょうどいい長さの薪になります。

【斧で薪割り中】
根元や二股は、斧が跳ね返る
丸太は、上部の細い部分や、まっすぐな幹で木目が素直な部分なら、斧で簡単に割れます。
ところが、根元の太い部分や、二股に枝が分かれている部分は、木目にかなり癖があって、これがなかなか手強いです。
単純に斧を振り落としただけでは、丸太に刺さることなく、堅いゴムを叩いた時のように、斧が跳ね返ってきます。

【二股の部分は、とても割りにくい】
木元竹末とは?木は元から、竹は末から
実は、この部分の薪割りには、ちょっとコツがあるんです。「木元竹末(きもとたけうら)」といって、四字熟語のような言葉ですが、古い言い伝えのような、ことわざのような呪文です。竹の「末」は、「うら」と読みます。
木材は、根元に近いほうを元口(もとくち)、先端に近いほうを末口(すえくち)といいます。木は元口側から、竹は末口側から割ったほうが、簡単に割れる、という意味です。

【根元のほうを上にして割ると、意外とスンナリ割れます】
確かに、以前、薪割りをしていたときに、近所のおじいさんが、同じようなことを教えてくれました。
竹の場合は、やったことがないので、わかりませんが、薪は確かに、元口側から割ったほうが簡単なんです。不思議ですが、理由は定かではありません。

【キレイに割れた二股部分】
太い薪は、端から年輪に沿って割る
太い丸太は、真ん中から割ろうと思っても、割れません。端のほうから、年輪に沿って斧を振り落とすと、わりと楽に割れます。
年輪を外側から外していくようなイメージです。まさに、箍(たが)が外れたように割れていきます。力学的なバランスが崩れるのかな、と思っています。
生木と乾燥材、どちらが割りやすい?
乾燥させてから割ったほうがいい、という方もいますが、私は経験上、生木のほうが割りやすい気がします。
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