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国立西洋美術館で「ル・コルビジェ展」を見ました

久しぶりに国立西洋美術館。ル・コルビジェ展です。今回はル・コルビジェの建築というよりも、若きシャルル=エドゥアール・ジャンヌレが、いかにして「ル・コルビジェ(ペンネーム)」になっていくかという思想的な部分の展覧会で、絵画中心です。

ル・コルビジェの思考の変遷はおおまかに1~3の感じ

1「キュビズム」に代わる新しい芸術運動としての「ピュリスム」の立ち上げ
2「キュビズム」への理解を深め、「ピュリスム」との理念の一致に気づいて、融合
3 幾何学的な秩序の「ピュリスム」の終焉から「人間と自然との調和」へ

でも、今日の展覧会を見て、一番印象に残ったのは、キュビズム時代のピカソの絵です。「ピュリスム」との比較対象として展示されていましたが、コルビジェが時間をかけて到達した思考、「多面的な表現→幾何学邸な秩序→自然との調和」が、すべて、この時点ですでに融合して完成してるんじゃないかと感じました。やっぱり、ピカソはすごいです。

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