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【我が家は大丈夫なのか?】レオパレス21の施工不備問題

世の中で大問題になっているレオパレス21のアパートの施工不備問題。被害にあった物件は約2万棟にのぼるそうです。ニュースや新聞を見て「なんだか、壁が小屋裏まで伸びていないことが問題らしいけど、我が家は大丈夫なのか?壁が小屋裏まで伸びてないし・・・。」と疑問を感じている方もいるかもしれません。

では、具体的にレオパレス21の施工不備とは何なのかというと建築用語的には「小屋裏に界壁を施工していない不備」といいます。

ここで問題なのは、「界壁」とはなにか?ということ。「界壁」とは、共同住宅において、一定の防耐火性能や遮音性能を備えて各住戸の間を区切る壁のことをいいます。各住戸を区切る壁(界壁)が、室内だけしかなくて、小屋裏及び天井裏部分伸びていなかったという問題なんです。

ですから、一般住宅については、関係ない問題なのでご安心ください。ちなみに問題になっているアパートは1996年~2009年につくられた建物だそうです。現在の建物は、現場での検査機関(あるいは消防)による完了検査で、
「界壁」もチェック(写真の場合もあります)も必ずあるはずです。検査体制がしっかりしている近年の建物では、このような問題は起こらないと思います。

建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら)では、新築の木造住宅はもちろん、古民家や中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。

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