『家を建ててよかったこと』埼玉の設計事務所の家づくり
2020/2/20
この季節、朝、ダイニングテーブルで、朝ご飯を食べていると、部屋の奥のほうまで日差しが届いているのが、よくわかります。高麗川の向こうのほうから昇ってきた太陽で、ちょうど顔の部分だけに日が当たります。
私は背中向きなので平気なのですが、「眩しいので、ロールカーテンを下ろして」と、いつも家人に頼まれます。確かにその顔は、朝日に照らされて光っています。私はいつも全開にして景色を楽しみたいのですが、仕方がありませんので、半分だけロールカーテンを下ろします。太陽が顔を出すのは、川岸に植わっている雑木の木々の間から・・・。ロールカーテンや障子に、その枝が映って少しづつ変化をしていきます。
春や夏になると日の出も早くなりますし、太陽の高度も高くなって、上がってくる方角も変わるので、眩しいのは、冬のこの時期だけ・・・。
そんなことで、朝から季節を感じます。家を建ててよかったと思うのは、いつもそんなときです。

朝の時間、和室の障子にできる影

リビングの東側 木製の開口部
