空き家をリフォーム/リノベーションして戸建賃貸として利用 (埼玉県富士見市)

埼玉県富士見市の推定築50年の空き家をリフォームして賃貸住宅に活用

新築住宅着工戸数とは、年間で新たに建設された住宅棟数のことです。1980年台から1990年にかけては、バブルやバブル崩壊があったものの、年間120万棟の新築住宅が建てられていました。しかし、その数は、年々緩やかに減少し続け、2021年現在では、87万棟まで減少しました。今後は人口減少や、資材、人材不足、物価高などの諸問題による影響から、2030年度には70万戸、2040年度には49万戸と減少していくとみられています。

その反面、増加しているのが「空き家」です。日本全国の空き家(賃貸用・売買用・二次利用を除く)は、約350万戸(2018年時点)。その数は全住宅の5.6%にも及びます。今後、2030年には470万戸に増えることが推定されています。空き家の増加は、不動産としての有効活用の機会損失にもつながっている一方、防災、防犯、衛生、景観の面からも、地域に不利益をもたらしています。

この埼玉県富士見市の田園に建つ推定築50年の中古住宅、2棟も長年、空き家のまま放置されていて、床も抜けてしまっている状態でした。この劣化して傷んでしまった外壁や床、サッシ、水回りなどを外科的な処置で修繕しながら、新たに賃貸用の戸建木造住宅として、現在の快適な暮らしが過ごせるように、リノベーションを行なっています。

建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら)では、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。

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埼玉県富士見市の築50年の木造住宅リノベーションの現場です。長い間、空き家として放置されていましたが、新たに賃貸用の戸建木造住宅として、改造をしています。隣地の住宅が密接する住宅群の中、明るさを求めて、道路のある北側の壁に新たに窓をつくりました。窓は道路からのプライバシーを確保するために壁の高い位置に設けました。50年間薄暗かった居間には、欄間からやわらかい光が降り注ぎます。