「飯能市の新築住宅の現場」 階段部分 設計事務所の現場監理
2021/1/22
大工さんは「蹴込み板」 加工中
飯能市の新築住宅の現場です。今日は大工さんが階段部分の造作中。
廻り階段部分
階段の寸法を考える
建築基準法では、階段の基準も明記されていて、住宅ですと階段の踏面(ふみづら)が最低15cm以上、蹴上げ(けあげ)が23cm以下となっています。踏面(ふみづら)とは、一段分の奥行き寸法のこと。蹴上げ(けあげ)とは、一段の高さのことです。これはあくまでも、最低基準なので、この通りの寸法で作ってしまうと登り下りがかなり大変な家になってしまいます。古い家の階段をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
階段の登りやすさは2階の利便性にかなりの影響を及ぼしますので、最近の新築住宅はどのメーカーのモノもかなり緩やかに作られていると思います。独楽蔵で設計する際も、寸法にはずいぶん気をつけていて、踏面(ふみづら)は240mm程度、蹴上げ(けあげ)は185mmあたりで計画しています。階段を緩やかにつくると余計にスペースが必要になったり、段数が増えたりしますが、ここは譲れない部分であると考えます。
建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら)では、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。
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