所沢市の築35年木造住宅のリノベーション(解体工事から造作)
2023/6/11
所沢市の築35年の中古木造住宅リノベーションの現場です。1階部分の和室と広縁、その後ろのダイニングキッチンだったスペースを改造して、対面キッチンのLDKを作っていく計画です。作業は、まずは解体工事から。和室の下り壁や障子、襖などを撤去してワンルームに。
新しくLDKになるのは元々、和室でした
収納や床の間を解体してLDKの間口を広げる
和室の下り壁や長押を取り除いで、奥のダイニングキッチンと天井がフラットに繋がると、薄暗かった奥のゾーンまで光が届くようになりました。これから、断熱性や防犯面も考慮して、開口部のアルミサッシも新しく交換していきます。
間取り変更に伴って、取り除いた柱もあります。住宅のリノベーションでは、耐震の計算をして、新たに柱や梁、筋交で、耐震補強して、現行の耐震基準に合うような安全面での配慮も大事な要素になってきます。
工事がある程度進んできた状態で、お客さんとの打ち合わせ。内部の造作がずいぶん仕上がってきたので、仕上げの材料や塗装、木製建具などの選定です。今回は壁がラワン合板の塗装仕上げ、床は栗の無垢材のフローリングだったので、木枠材もラワン材を使用しました。
キッチンのカウンターは、木目が割と栗材に近いタモ材で仕上げました。これから、オイル塗装で仕上げていくと少し、濡れ色で、少し濃い感じに変化します。木目がハート❤️に見えます。
既存の木製玄関ドアは、再塗装して再利用
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