庭の落ち葉で「落ち葉堆肥」を作って有効活用
2021/12/8
アトリエ(設計事務所)の雑木林の庭に、掃き寄せていた落ち葉の山が、巨大になってしまいました。もう、このままでは、ここでは落ち葉を集めることが出来ません。合板で作った囲いの中に落ち葉を入れて「落ち葉堆肥」をつくりました。事務所では、30年以上の間、毎年、この作業を繰り返しています。
落ち葉をゴミとして捨てるのは、なんとなく違う気がする
もしかすると、なんでそんなに手間のかかることをしているかと思う方もいるかもしれません。落ち葉をゴミ袋に入れてゴミ出せば楽だし、時間もかからないのではと・・・・。実は、落ち葉の量がすごいので、ゴミ袋に入れる作業も意外に手間がかかるんです。ゴミ袋の数も何十袋にもなってしまいます。そして、自然の産物をゴミとして捨てるのは、なんとなく違う気もします。
「落ち葉堆肥」で掃除の手間も軽減して、落ち葉もコンパクトに
「落ち葉堆肥」は、合板で作った囲いの中に落ち葉を入れて、米糠と水を混ぜ込みながら踏み固めていきます。長靴を履いて落ち葉を踏み固めていくと、驚くほど小さな体積になります。あんなに大きな山だった落ち葉も、この小さな囲いの中に全部、収まってしまいます。あんなに大きかった山も無くなって、キレイになりました〜。体積がコンパクトになる利点の他、火事の心配もありません。
なにより、来年以降、「落ち葉堆肥」として有効活用できるので、気分もとてもいいんです。
SDGsの考えは、昔からあった暮らしの知恵
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、「持続可能な世界」を実現するために進むべき道を示した考えですが、何も新しい取り組みではなく、今まで人間が自然と共存してきた暮らし方からも学ぶべきコトがたくさんあります。落ち葉を「落ち葉堆肥」にして、再利用することもその一つであるといえます。
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