埼玉県入間市の新築木造住宅/リフォームは建築設計事務所/独楽蔵へ

夫婦2人、時々みんなと賑やかに・60代からの楽しい家づくり〜埼玉県入間市・加治丘陵の新築木造住宅〜

埼玉県西部に位置する入間市。穏やかな山々と川、そして茶畑。その景観の美しさから、地元の人々に愛され続けている加治丘陵の麓に、閑静な住宅街がひろがっています。元々、この敷地にお住まいになっていたご夫婦は、ご主人の仕事の関係で35年間、北海道で生活されていました。ご主人の定年を期に、再び埼玉県に戻り、長い間借家として貸していた家を建て替えることに。60代からの家づくり。これからのお二人らしい暮らしをイメージしながら、計画が進んでいきます。

夫婦2人のセカンドライフを楽しむコンパクトな家〜快適に過ごす間取りとアイディア〜

大きなテーマは、お二人のセカンドライフが楽しくなる家。普段は1階のリビングと寝室だけでコンパクトな暮らしをしながら、時には、お子さんたちやその家族、親戚や友人が気軽に遊びに来たり、泊まれるような空間にしたいというリクエストもありました。

夏の暑さと冬の寒さの対策

また計画の際には、北海道での生活が長かったので、埼玉の夏の暑さと、冬の暖房についてのご心配がありました。最近の住宅の断熱材の種類や金額、メリット、デメリットをご説明して現場発泡断熱材「アクアフォーム」を採用しました。

暖房に関しては、採光や陽当たりを考えて設計してありますので、冬でも、日中の太陽が出ている時は暖房は必要ないと思いますが、床暖房(ガス方式)を設置してあります。床暖房は部屋全体を均一に暖めるので、健康的な面から考えても理想的な暖房設備です。

【リビングに必要な収納】家を建てる際、収納スペースは、快適な暮らしのために欠かせない要素です。そこで作り付けの収納棚をご提案することが多いのですが、中に入れるモノの大きさによって、奥行きが違います。お布団を仕舞う押入は900mm。洋服を入れるクローゼットは600mm(ちなみに和ダンスは450mm)。下足箱は400mm(靴の箱を入れることを想定)。本は大きさによって異なりますが、240mm程度が多いです。続きはこちら→

床は施主支給のオークの無垢材

2~3台分の駐車スペースを確保。リビングに近い位置には、グリーンスペースを配置してあります。ガーデニングや家庭菜園など、グリーンな暮らしを楽しむのに、ちょうど良い大きさです。

人が集まる家にするには、もちろん間取りも大切ですが、実は“駐車場の配置と確保”が、間取りと同じくらい重要になります。クルマが簡単に止められるスペースがあると、人が気軽に訪れやすい。今回の敷地は、前面道路が狭いので、クルマの方向転換や切り回しなども含めて、日常の生活でもスムーズな駐車ができるように検討しました。3台駐車出来るスペースを確保し、駐車しない時は、庭の一部として活用出来ることも、配置の要素の一つです。

駐車スペースから雨に濡れずに入ることができる玄関ポーチ