【リビングに必要な造り付け収納】設計事務所の新築木造住宅(入間市)
2019/8/31
物入れは、中に入れるモノの大きさによって、奥行きが違います。お布団を仕舞う押入は900mm、洋服を入れるクローゼットは600mm(ちなみに和ダンスは450mm)、下足箱は400mm(靴の箱を入れることを想定)、本は大きさによって異なりますが、240mm程度が多いでしょうか・・・。コマゴマとしたモノは、300mm or 450mmくらいが使いやすいでしょうか・・・。
「大は小を兼ねる」と言いますが、収納の場合は、奥行きがありすぎると使いにくくなる場合があるので、場所ごとに仕舞うモノを想定しながら、奥行きを決めていきます。リビングのいつも手に届く場所には、奥行きが300mm or 450mm程度の物入れが必須です。身の回りには、薬箱やちょっとした文房具、各種取扱説明書、ティッシュやガムテープ、電気の延長コードなどなど・・・。不定形の品々がたくさん。これがあふれ出すと片づかないリビングになってしまいます。
タモ材で製作した造り付け扉の取手
写真の造り付け物入れの上部は、神さまのスペース「神棚」に・・・。日常に使いやすいように、少し低めの「神棚」に計画しました。
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