【既存住宅の庭リフォーム】落葉樹と宿根草中心の有機的な庭へ(狭山市)
2019/5/24
住宅の庭を有機的にリフォーム
今回は、お庭のリフォームのプロジェクトです。敷地は埼玉県狭山市の閑静な住宅街。この住宅は約10年前に建てられた建物ですが、庭の部分は手付かずで、整備せずに長い時間が経過してしまったそうです。今回の庭のリフォームで、家との関係性や使い勝手、プライバシーなどを考えながら、植樹や塀、オーニングテント、石畳などを整備していきます。前日までに塀や足回りの工事が終了したので、今日は植木屋さんがいよいよ現場に入って、メインの大きな木々の植え込みです。
今回は普段から庭のデザインをお願いしているガーデナーさんにお願いしました。ガーデンデザイナーが選んだ立派な木々が、クレーンで搬入されていきます。今日のために余分に運んできたコハウチワカエデ、アオダモ、アオハダ、ヤマボウシの中から、配置を考えながら樹種を決めていきます。
山取りの落葉樹がクレーンで搬入される様子
私はクライアントの奥さんと作業の様子を見ているだけですが、木々の配置や組み合わせで、庭の奥行き感や雰囲気が変わる作業の風景は、とっても楽しい時間でした。
宮城の山で採取した山取りの落葉樹
今回、選んだ木々は、畑で育った木とは違い、すべて山採り(宮城の山らしいです)の株立ちなので、適度に曲がって直線的でない枝は、細長くて、表情の豊かな枝振りです。灌木や草花、グランドカバーは今日の高木の状態を見てから、買い付けされるそうで、完成がとても楽しみです。
足元は石畳で整備
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works:未整備だった庭を有機的にリフォーム
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