【薪ストーブの選定は、車選びに似ている】オススメの薪ストーブを探す
2019/6/1
新しい壁に筋交いを入れて古民家の耐震補強
埼玉県狭山市の築100年の古民家のリノベーション(改造)の現場です。床下地、壁、天井下地など、内部の大工工事も進んで、すいぶん家らしくなってきました。昔の住宅は、壁の少ない構造ですので、今回のリノベーションの際に、新しく壁をつくる部分は耐震壁にして、家の耐震補強を施しています。今日のメインの打ち合わせは、照明やコンセント、エアコン、LAN配線などの電気全般の打ち合わせでした。新しい壁が出来上がる前に、天井裏、壁内部に配線をしていくためです。
床の下地工事が完了した古民家の様子
また、リビングに設置予定の薪ストーブについて、そろそろ煙突の正確な位置や機種を選定する時期なので、薪ストーブのメーカーやその種類についてもご説明しました。外部の屋根工事も進んでいますので、先行して薪ストーブの煙突の設置工事が必要になります。ストーブ本体は後からでも選べるのですが、折角、ストーブ屋さんが工事にいらっしゃっているので、お客さんに薪ストーブについて、ざっくり説明してもらいました。
薪ストーブはアクセサリーで、より愉しく
薪ストーブは大きく分けて、鋼板製と鋳物製のストーブがあること。(両方の特徴を生かしたハイブリットのモノもありますが・・・)米国や欧州にいろいろな特徴のメーカーが存在すること(日本製もあります)。各薪ストーブの特徴などなど・・・。お客さんは、いろいろとご質問をされながら、ストーブ屋さんの話をお聞きになっていましたが、一番興味を持たれたのは、薪ストーブ本体よりも、斧やダッチオーブン、フライパンなどの薪ストーブ関連のアクセサリーのようでした・・・。確かに、いろいろなアイテムがあると、愉しいですし、薪ストーブのある暮らしをイメージしやすいかもしれません。
薪ストーブのカタログを眺めながら
メーカーや国の違いによって特徴が違う薪ストーブ
ストーブは、各メーカーによって、デザインや機能、スペックなどの違いがありますが、その選定は、何となく車を選ぶ感覚に似ている気がしています。国やメーカーの違いによって、スタイルやデザインも様々です。質実剛健のJOTUL(ヨツール:ノルウェー)は、ベンツっぽい。高級感があって機能性の高い(値段も高い)バーモントキャスティングス(アメリカ)はBMW、スッキリしたデザインの庶民的なドブレ(ベルギー)は、フォルクスワーゲンかルノー、ハンター(イギリス)はMINIあたり・・・に近いんじゃないかなぁ・・・と勝手に想像しています。
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完成したこの住宅の様子はこちら↓
WORKS:【築100年 切り妻平屋の日本家屋】 リノベーション
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